コーチング起業にストレングスファインダーをどう活かすか<実行力編>
ストレングスファインダーを
受けたことがある人もいるでしょう。
結果を見て「当たってる」「当たってない」「なるほど」だけで終わっていたら、もったいないですよ。
今回は、ストレングスファインダーの結果を
コーチング起業・副業にどう活かすか?という観点で、ヒントをお伝えします。
ちなみに、ストレングスファインダーは適職診断ではありませんので、〇〇の資質があるからコーチに向いている(向いていない)ということではありません。
◆実行力グループ◆
①達成欲 Achiever
何かを成し遂げること、達成することに喜びを感じます。多くの仕事、タスクをこなすことができるので、特に起業・副業初期の「量」をこなすフェーズにはもってこいの資質ですね。
・note書く
・Xの投稿をする
・メルマガを書く
・同業者リサーチをする
…など、自分が今日やることを細分化してリスト化し、どんどん消し込んでいくことで、ビジネスが前進しやすくなります。
②アレンジ Arranger
多くの要素を整理して、効率的に柔軟に組み合わせ、対応できる強みがあります。
本業、副業、家事、子育て……傍から見たら超忙しそうに見えるけれど、スキマ時間を活用したり、力を入れるところ・抜くところを見極めながら、ビジネスを進めていけますね。
Xの投稿をnoteにまとめてみたり、noteの内容を分割してXに投稿してみたり、インスタで話したことをブログやXでも活用する…など、情報発信の面でも、組み合わせや効率的な活用を楽しめるのではないでしょうか。
③信念 Belief
核となる考え、価値観をしっかり持っている方です。
もし、ビジネスがあまりうまくいっていないな…進んでいないな…と思ったら、自分自身のコーチング商品・サービスに対する揺るぎない想いや、社会的意義、価値をしっかり言語化してみてください。
自分の中の核が決まれば、それが原動力となって進んでいけます。
また、日々の発信にも、自分自身の考えや価値観を反映していくのがオススメです。万人に好かれようとせず、絶対自分はこれを伝えたい!届けたい!という想いに共感・共鳴してくださるクライアントさんに出会えると思いますよ。
④公平性 Consistency
公平さと一貫性が、クライアントさんに安心感を与えます。
複数のクライアントさんがいても、誰かをえこひいきすることもないですし、契約内容やサービスの提供方法・内容にブレがありません。
コーチングビジネスや情報発信を始めたての場合は、どんな人でも理解できるように、難しい言葉・表現を避けて、わかりやすい文章を心がけることができるでしょう。これにより、クライアントさんが「自分でもできそうだ」と感じるため、信頼を得やすくなります。
⑤規律性 Discipline
モチベーションうんぬんではなく、計画的にスケジュール通りに進めることができる資質です。
Xは1日3投稿やる、noteは週に2本アップする…など、具体的に計画を立て、進捗状況を可視化していくといいですね。
ビジネスでは「成果目標」と「行動目標」があり、成果目標は自分ひとりでコントロールしきれないところがあります。しかしながら、行動目標は自分でコントロールができる領域ですよね。
規律性の資質は「行動目標」達成のための助けになってくれます。
⑥目標志向 Focus
起業・副業するからには、何かしら、達成したい目標がありますよね。目標志向の資質が高い方は、自分が設定した目標に向けてブレずに進んでいく力があります。
達成したい目標を、スマホの待ち受けにしたり、ビジョンボードにしたりすると、より一層ビジネスが加速していくはずです。目標が決まっていると、優先順位が高くなりますし、勝手に体が動いていきますね。
また、目標は、数値や日付などを用いて、できるだけ具体的に設定したほうが「進んでいる感」がわかるので良いですね。
⑦責任感 Responsibility
言行一致、誠実、約束を守る…という、真面目な印象が強いです。
自分がやるといったことはやり切るタイプなので、ビジネスを始めてみて、ちょっとやそっとの困難では挫けることはないと思います。
「~べき」「~ねば」の思考が強く出過ぎてしまうと、ビジネスが苦しくなってしまうので、意識的に緩めてみるといいですね。
責任感が上位にある方は、言ったことはやるし、なんなら「言わなくてもやる」という方も多い印象です。もし、ちょっと怠けてしまいそうだな…ビジネスが停滞しているな…と思ったら、
これから自分がやることや、目標などを他人に宣言してしまうのがオススメです。
言ったからにはやるぞ!やらなきゃ!とアクセル加速してきます。
⑧回復志向 Restorative
問題を特定して、解決策を見つける。粘り強く対処できます。
え…と思われるかもしれませんが、どんどんチャレンジして、失敗する、問題や壁にぶち当たるのが意外と良かったりします。マイナスを元に戻したい、問題解決したい気持ちが強いからです。
ビジネスでは「これさえやればOK」みたいなものはないので、この資質が上位にあるならば、どんどん試行錯誤してみてほしいですね。
⑨慎重さ Deliberative
リスクを回避して慎重な判断をしていく、石橋を叩いて渡るタイプですね。
「何かをやる時」のリスク対応はバッチリなので、同時に「何かをやらない時」のリスクも考えてみてください。
コーチングビジネスをやろうか、どうしようか…と悩む時には、一歩先行く人から話を聞いたりして、前に進むイメージがつけば進めやすくなると思います。
また、「やらなかったら、どうなる?」と自問自答してみたり、「自分にとっての失敗とは?」を言語化してみると、発信や企画・商品リリースの際にも役立ちます。
ストレングスファインダーは、人の持つ約5000個の才能を、34の資質に分類しているので、単純計算で、資質1つあたりに140個以上の才能が含まれています。
なので、今回提示したのは、本当に本当に「例」の1つでしかありませんが、コーチング起業・副業を進めるためのヒントになれば幸いです。
また、コーチングビジネスは
誰に、どんな価値を、どうやって届けるか?というコンセプト(商品)も大切です。
メール講座では、そのあたりのお話もしています。