見出し画像

「誰でもどうぞ」「何でもどうぞ」では選ばれない

コーチングで起業・副業をし始めたら
体験セッションを募集しますよね。

告知記事を書いたけれど
誰からも問い合わせがない
申し込みがない…という方は

誰に向けて、どんな風に書いていますか?

<こんな方へ>
・個人事業主
・ビジネスマン
・専業主婦
・ワーキングマザー
・就職活動中の学生さん

…という風に、属性を書いている人もいれば

<こんなお悩みありませんか?>
・人間関係に悩んでいる
・自分に合う仕事がわからない
・モヤモヤしている
・思考整理、壁打ちをしたい

…という風に、お悩み別で書いている人もいると思います。


「答えはクライアントの中にある」
「コーチが何かを教えるものではない」
ということで、人物像や悩みを特定せずに

全部盛り!で書いている人もいますね。

あれもこれもコーチングで解決できます、
というような具合でしょうか。


しかしながら、
「誰でもどうぞ」
「どんなお悩みでもどうぞ」
という ”全部盛り” をしたところで

なかなかお客様には選んでもらえないのが
実情です。


なぜかと言うと・・・

まず1つ目に、
このように全部盛りをしているコーチが多いので
「その他大勢のコーチ」と同じに見えて
全く差別化できず、選ぶ理由がありません。

ターゲットを絞ったら
お客さんが来ないのでは?と心配して

いろんな属性の人、いろんな悩みを
羅列しているのかもしれませんが
だからこそ、逆に、誰にも刺さらなくなってしまいます。


2つ目に
お客さんのことを考えきれていない。

例えば
「人間関係に悩んでいる」としても

親子関係で悩んでいるのか、
夫婦関係で悩んでいるのか、
職場の人間関係で悩んでいるのか、など
切り口はたくさんあるわけです。

どんな悩み・痛みを抱えていて、
どんなきっかけで
何を望んであなたのところに来るのか。

こういったことを全く考えずに
体験セッション募集!
人間関係で悩んでいる方へ!と書いても

あ!これ、私のことだ…
この人に相談してみよう!
とはならないのです。

お客様のことを理解していない
お客様のことを考えていない
ということが伝わってしまうからですね…


3つ目に
あなたが救いたい、助けたいのは誰なのか?
あなたの専門性は何なのか? を
わかっていない・決めていないのではないでしょうか。


コーチングをしたいのはコーチだけであって、
お客様は "コーチングを受けた先の"
理想の未来を手に入れたり
悩みを解決したいのです。

(コーチングそのものに興味を持っていて、コーチングを受けたいと言われるお客様もいらっしゃいます。が、無料や低単価のセッション、単発のセッションで終わってしまうことも少なくありません)


あなたのコーチングを受けることによって
どんな状態の人が、
どんな状態になれるのでしょうか。

いわゆるBefore/Afterです。

モヤモヤがスッキリする、気付きを与える、
自分の素直な気持ちに気付く、
行動力がつく、習慣化できる…だけでしょうか。


「その他大勢のコーチ」から抜け出したいと思うならば

「どんな状態の人(Before)」というのを
もっと絞ったり
詳しく考えていく必要があるし

「どんな状態になれるのか(After)」を
より具体的な未来を描いていく必要があります。
Afterがより高い・遠い未来や、
1人では到達できないようなところであれば
コーチングを受ける必要性が高まりますよね。

Before/Afterのギャップが大きければ
コーチングを受ける必要性が高まるし
低単価から脱することも可能です。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?