「いじめは楽しい」といういじめ対策

 いじめは教育業界における主要問題の一つだろう。最近では、いじめ対応の悪い学校にYoutuberが突撃する動画も多くの再生数を上げている。その動画を見て思った事を書こうと思った。

 僕は、いじめ対策について一つの考えを共有したいなと思う。

 それは、「いじめは楽しい」という考えだ。

 いじめに僕は反対だが、いじめに一種の楽しさがあると僕はおもう。マリオのゲームでクリボーをたくさん踏みつぶしたりすることに面白さを感じたことはないだろうか。ぼくはこういった弱いものいじめの延長線上にいじめがあると思う。

 でも、多くの人間はいじめをしない。だっていじめのような弱い者いじめに楽しさはあるけど、もっと面白いことをたいていの人は知っているからだ。そんなつまらないことに時間を割かないだろう。マリオにおいても、ステージをクリアすることのほうが圧倒的に楽しいからである。偏差値の高い学校でいじめが少ないのも、倫理観からではなく、こういった理由からではないだろうか。

 今の学校は、とてもつまらない。まだ漢字ドリルなんかやらせてるし、勉強を子供に楽しいと思わせる努力がなされていないように感じる。子供にとって、新しく楽しいことを作り出すのは、難しい。

 そんな時、弱い者いじめなんて子供ならやってしまうんじゃないか。

 僕はそう思ってしまう。

 だからだ。教育側よ。子供たちにもっと楽しいことを共有したらどうか。 いじめなんかより楽しいことなんて山ほどあるってことをもっと教えたらいいんじゃないか。子供に社会ルールを叩き込む前に、もっと子供が何をたのしいと思い、どんなことで笑うか、もう少し考えてほしい。

 いじめは絶対だめだ。でも簡単に起こりうるものだってことを頭に入れたほうがいいのではないか。

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