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なぜ、私たちはこんなに忙しいのだろう

休みボケの中、溜まった仕事を捌きながら、今日は小走りをやめてみようと決めた昨日。ピ・ピ・ポーンの定時ダッシュをやめて、ちょっとだけ寄り道をしてみた。イライラしながら自転車をこぐのをやめて、UAの微熱を口ずさみながらお迎えにいってみた。お風呂をわかして、持ち帰った洗濯物を片付けて、夜ごはんの準備、そのひとつひとつの仕事を丁寧にやってみた。時間はかかるけれど、やれば、できる。

挨拶代わりの「お忙しいところ・・」が当たり前で、褒め言葉にすら受け取れるその言葉に、安心してしまっている自分がいる。でもふと思う。なぜ、毎日こんなに忙しいのだろう、と。決して立ち止まることは許されない、何かのレースから脱落しないように、こぼれ落ちないように。優しいママの顔と、他方バリバリ仕事もして認められたい、欲しいものもやりたいこともたくさんある。ワーママは欲張りなのだろうか。その引き換えに、精神的にも体力的にも、ギリギリのところで踏ん張る私がいる。

手帳を使って有効に使いたい手持ちの時間は、マーカーで塗りつぶすためにあるのではない(仕事、睡眠等、目的別で色分けして可視化している私の手帳の使い方)。そもそもマルチタスクを抱えすぎている。気づいているのに、抜け出す手段が分からないのだ。だから手放そう。ひたすら手放そう。もっとシンプルに生きよう。

頭の片隅で、Asian Kung-Fu Generationの新世紀のラブソングが流れている。「息を吸って 生命を食べて 排泄するだけの猿じゃないと言えるかい?」。UAも好きだけど、アジカンも好き。

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