見出し画像

佐俣アンリさんの『僕は君の「熱」に投資しよう』を読んで心が動いた事。

 佐俣アンリさんの『僕は君の「熱」に投資しよう』を読んで心が動いた事。

 Twitterでこの本の存在を知り、今朝あっという間に読み終えた。『熱に投資しよう』というタイトルだが、この本こそ、情熱という熱を帯びているとすぐに感じた。熱の中に、数々のベンチャー起業家のエピソードがあった。それは、遠くから見て知った事ではなく、彼らのすぐ近くの場所から投資をした著者にしか書けない体温の宿った話だ。

 ラクスル、ヒカキンも関わるUUUM 、誰もが知る今の世の中を楽しく、そして便利にする会社へスタートアップが、いかに成功したか?は、起業家本人の口から聞くのもいいが、起業当時から投資をしてきた人の視点は新鮮であり、投資家のイメージが変わった。実績から勝手に、成功した起業家や投資家を、天才という別の種類の人間として見ていた事がやはり間違いであると思った。 そこに天才はいなかった。ただ誰よりも努力と試行錯誤をして、苦悩し続けた人たちがいた。一度も失敗せずに成功した人なんてほぼいない。しかし、普通の人ではない。努力と試行錯誤を誰よりもしていた天才たちがいる環境に身を置くのがいかに重要かも知った。それでいて、彼らのその成功への道はそれぞれ映画化も可能な位、魅力的で波乱に満ちていた。

 著者の言葉で、特に心に響いたものがある。

『いま生きているこの瞬間に、先送りにして良いことなんて、ひとつもない。』

 まさにそうだと思う。人生は一度きりであり、いつ死ぬかなんてわからない。いつかやろうと思っても、そのいつかまで生きていられるかなんて誰にもわからない。それに気づいてから彼は大きな決断を下す。僕も、似たような出来事を経験した時に、同じような大きな決断を下した事がある。

 一度きりの人生だからこそ、僕もやりたい事をする人生を選んだ。自分の熱を信じた。だから今、好きなダイビングの仕事をしている。そして、『ホスピタルアートを日本の病院に広める』という夢を叶える事に熱を注いでいる。この熱は、アンリさんに『その熱は本物か?』と聞かれても揺るがず『そうです』と答えられる。

 起業前の人が読むと『起業家になれ』というメッセージが伝わる本であり、起業している人が読むと『もっと頑張れ』とすぐ近くから背中を押される本。僕はこの本を読み終わった後、これは本であるが、本でないような感覚に陥った。おかしな話だろう。物質としては明らかに本なのに、彼のオフィスで実際に椅子に座って直接話を聞いた様に思えてしまっている。それはきっと、アンリさんの熱がそうさせているのだろう。


おすすめの本です。




プロフィール








大阪ダイビングショップ

RIZE

大阪ダイビングスクール⚓︎
※ 中津駅から徒歩5分☆
大阪市北区中津2-5-31の一階
OPEN 12:00〜21:00
無料ライセンス説明会毎日開催!
ライセンス取得コース
ファンダイビング
※どちらも日帰り・無料送迎してます☆

[https://rize-sea.jp/:title]























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?