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僕が暮らしたい未来の街

 僕が暮らしたい未来の街は、癒しが必要な場所に当たり前に癒しがある街だ。こう書くと、「今もそうなのでは?」と思うかもしれないけど、僕の考えとしては、まだまだ足りていないというのが現実だ。沢山あると思うが、僕がとくに足りていなくて必要だと感じているのが、病院だ。

 僕は大阪でダイビングショップを経営しながら、病院で海の写真を展示して癒しの空間を作る「ホスピタルアート」活動をしています。

ホスピタルアートとは

「病院に絵や写真や動画などのアートを導入する事により、空間内をより快適で癒しとなる場にする取り組みのこと」です。

僕自身幼少期に闘病していたのですが、検診の前に病院の壁に飾られた絵に癒されていました。このホスピタルアートの大きな癒しの力を経験したものとして、まだ日本の病院では普及しているとは言えない今を、それが当たり前にある未来にする為に動いています。

子どもの頃、「もっと色んな絵や写真が病院で見れたらいいのにな」と思っていたけど、自分が大人になってもそうはなっていなくて、時計の針がその時で止まった様にまだまだ癒しがない事を知りました。

そして、「思うだけで夢が叶う魔法は自分には使えないならば、自分が動いてこの夢を叶えよう」と決めました。

そう決めた日から数年を経て、嬉しい事に徐々に病院でホスピタルアートとして写真を展示できるようになってきました。写真の展示は勿論ずっとしつつ、映像での展示も企画しています。国立病院などで展示も実現しましたが、さらにもっと多くの病院で展示をしたいので、もし可能な病院をご存知でしたらご連絡いただければ嬉しいです。

暮らしたい街は人ぞれぞれで違っていて、人によっては僕が望むこういう未来が今そうじゃないと気づくかもしれない。

病院に行く機会がないにこした事はないから知らなくてもいいけど、誰でも自分や家族や友達が病院にお世話になる可能性はゼロではないし、病院に癒しの場所ってやっぱりあった方がいいと思うから、僕はそれを作る事によって自分が暮らしたい街にしようとしています。

抱えたり見ている問題はそれぞれで、僕も人によっては問題だと思う事も見えていない事ってあると思う。みんなが手を取り合って、みんなで明るい未来を作っていきたい。きっと出来るはず。今を、今日を、明日を生きるという事は、未来を作る事。どうせ生きるなら、どうせ作るなら、僕は明るい未来を作りたい。そうやって、暮らしたい街を作る。



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