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結果が分かっていても、ドキドキするものですね ⚽

イタリアの中小企業にて、唯一の外国籍社員として勤めています。

日本代表の初戦は、イタリア時間で午後2時のキックオフ ⚽
就業中ということもあり、試合運びが気になりつつも、時は過ぎ。

その後、しばらくすると・・ どうでしょう。
ショールームを囲む事務系の同僚も、工場(こうば)で作業する同僚も、代わる代わる私のもとにやって来ては、握手と共に「AUGURI(おめでとう)」と祝意を伝えてくれました!

さらには、「日本人の同僚がいる」ことを知っている同僚のご家族からもまた、私に(日本代表に)宛てたお祝いのメッセージが届いていることを知らされ、さらなる喜びの和と輪の広がりに笑顔がこぼれたのでした!

そういう言う訳で、帰宅後にイタリアの国営放送局「RAI(ライ)」で今日の試合のオンライン視聴を楽しみました。

初戦の嬉しい試合結果を伝え聞いてはいたものの、ドキドキしながら手に汗握り、夕食の支度もままならないのですらか、実にふしぎなものです!

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ところで、今大会にはイタリア代表が出場しないということもあり、あまりに周囲が静かなものですから、正直、日本のネットニュースで開幕当日に開催を知ったワールドカップ・カタール大会。

そういった事情から、同僚らも日本代表に向け積極的に声援を送ってくれているのです! GRAZIE di CUORE(こころから、ありがとう)!!!

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さてさて、私と言えば・・

🎶 GET GOAL!  武田!
🎶 カリオカ! カリオカ! ラモス・カリオカ!
🎶 哲二! OH~, 哲二! ハ・シ・ラ・タ・ニ~ 哲二!
と、高校時代にカラオケで大合唱した世代(!?)

現在暮らすイタリアの代表については、2006年大会優勝メンバーが今も頭をよぎるばかりです。

ちなみに、当時のイタリア代表のひとり、優勝決定戦後にフィールド上で断髪式(?)を行ったことでも記憶に残る Camoranesi(カモラネージ)選手は、南米アルゼンチンのご出身。
アルゼンチンにはイタリアから移り住んだ方が数多く暮らすそうで、カトリックの第266代教皇フランシスコもまた、先代がイタリアからアルゼンチンへと渡ったご家族のもとに誕生されました。

そのお父様は、私が暮らすイタリア・ピエモンテ州・アスティ県のPortacomaro(ポルタコマーロ)村にルーツを持つご家族だということで、先週末(2022年11月19-20日)にはご親族の90歳の誕生日をお祝いに教皇として初めての里帰りされ、アスティの大聖堂ではミサも執り行われました。

*「Piemonte(ピエモンテ)」とは、【画像】のような、イタリア - スイス - フランス国境にまたがるアルプスの「山麓」を意味しています。

中央にそびえるのは、ピエモンテ州のシンボルのひとつでもある「Monviso(モンヴィーゾ山)」
どこかで見覚えのあるその姿は、パラマウント映画でおなじみのシルエットです!

* ピエモンテ州南部の「Asti(アスティ)」は、世界遺産にも登録された「ぶどう畑の景観」が広がる、ランゲ、ロエーロ、モンフェッラート、3つの丘陵地の真ん中にある、レンガ色の街です。

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話しはさらに逸(そ)れますが、2006年当時のイタリア代表のひとり、Zambrotta(ザンブロッタ)選手はアスティ周辺をとても愛されているそうです。
実際しばしば当地を訪れ、この辺りの小さな村で開かれる白トリュフ祭りなどの行事にご家族で参加するなどされています。

当時は日本から声援を送っていた選手と、まさかこの地で遭遇するとは!!!

我ながら「ミラクルな人生」を謳歌する、そんな今日この頃を送っています 🌞


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