コーヒーを意図的に選ぶ②

新型コロナ、まだまだ終わりが見えないですね。普段は外回り営業の私も、連休明けまでは在宅勤務。

お家で仕事すると、つい口寂しくなりませんか?
大好きなコーヒーや紅茶は、いつにも増してぐいぐい飲んでしまいます(笑)
よく考えると、そんな環境がコーヒーについて書きたいなと思い立ったきっかけなのかもしれません。

さて、前回はコーヒーやコーヒー豆の選び方について、持論を展開しました。(楽しかった…♥️)

今回は、友人ともよく話題になるコーヒーを使ったドリンクについて、書いてみたいと思います。

その中でも、「エスプレッソドリンク」が中心になります。※前回のnoteから引用

普段コーヒーと呼ぶ飲み物は、挽いたコーヒー豆にお湯をゆっくり落としドリップします。150cc~ の分量で作られることが多いです。

ですが、エスプレッソはコーヒーよりも非常に細かく挽いた豆に少量のお湯と気圧を一気にかけ、短い時間で抽出した飲み物を指します。

分量も25cc~と少なく、コーヒーをぎゅぎゅっと濃縮したイメージです。

淹れたてのエスプレッソは、ヨーロッパの方ではお砂糖を入れてそのまま飲む方が多いそうです。
日本では、お湯で割ったアメリカンやミルクで割ったカフェラテ、シロップを加えた甘味のあるドリンクが人気なように思います。

こうしたドリンクの違いは、構造を知ると選ぶのが楽しくなったという経験から、またまた勝手にポイントをまとめます。

〈ポイント1〉 カフェオレとカフェラテとカプチーノ
〈ポイント2〉なにで割るか?なにを加えるか?
〈おまけ〉モカって甘いの?

〈ポイント1〉よく聞くけど何が違うの?

と、友人からよく質問されます。

そのときは、以下のように回答することが多いです。
カフェオレ=ミルク + コーヒー
カフェラテ=ミルク + エスプレッソ
カプチーノ=泡立てたミルク + エスプレッソ

※提供されるお店によって呼称が異なる場合もあります。
※国によって指すものが異なることもあるようです!

カフェオレは、いわゆるコーヒー牛乳。カフェラテと比べるとすっきりした味で、ごくごく飲める。

カフェラテは、コーヒーじゃなくエスプレッソを使うから、ミルクの割合が多い。ミルキー。
でも、エスプレッソも味が濃いからミルクに負けない。カフェオレに比べると濃厚。お腹いっぱいになるイメージ。

カプチーノは、カフェラテと同じ材料だけど、泡立てたミルクの割合が多い。泡立てるということは空気を含むので、味はしっかりしてても口当たりが柔らかく軽さを感じる。実際の重量も軽いはず。シナモンやココアパウダーが振ってあり、デザート感覚でいただけるものも多い印象。

以上が、つくりの違いとそれぞれのイメージです。

私の個人的な選び方としては、

朝:コーヒー(ブラック) →ブレンドや軽めの南米産のものなど

昼前:コーヒー(ブラック)か変化をつけるならカフェオレ

午後:眠くなりそうだったらカプチーノ(軽めだから)
お昼とれなくて小腹空きそうだったらカフェラテ
アメリカン(後述)ですっきり

とかですかね。 夜は紅茶の方が多いです。濃い味飽きちゃうし。笑

このみっつも材料はほとんど同じではありますが、こんな体調のときにラテ飲んだらちょっと重かったな…次はカフェオレにしよう!というように、調整ができるようになってくると選ぶのが楽しくなりそうです♪

〈ポイント2〉エスプレッソドリンクってなにが足されてる?

カフェのメニューには、たくさんのカタカナが並んでいます(笑)

もちろん名前やイラスト、写真でどんなものか書かれているはずですが、ぜーんぶ読んでじっくり選べるときばかりではないはず。

そこで、エスプレッソドリンクに関しては、見るべきポイントはふたつです。

①エスプレッソはなんの液体で割ってある?

主にミルクが多いかと思います。カフェラテ、もしくは、泡立てたミルクだとカプチーノですね。

他には、お湯で割るとアメリカンコーヒーと呼ばれる、ドリップしたコーヒーより酸味が出にくくすっきりしたドリンクになります。エスプレッソベースのものは、味が安定していて本当に美味しいです。

あと、よく聞くのはソイラテ。豆乳ですね。特にホットにすると甘味が感じられて美味しいです。ミルクより胃に重たくない気がします。(気持ちの問題かもしれません)

②エスプレッソになんのシロップ加えられてる?

よく見るのは、チョコレートシロップやキャラメルシロップ、バニラシロップでしょうか。

チョコレートシロップ→ミルクで割ってカフェモカ

キャラメルシロップ→ミルクで割ってキャラメルラテ

バニラシロップ→ミルクで割ってバニララテ

と呼ばれることが多い気がします。おおよそ、味も想像できますね。

他にも、ホワイトチョコレートシロップや、ヘーゼルナッツシロップ、アーモンドシロップなんかもよく見ます。

キャラメル、バニラ、ホワイトチョコ、ヘーゼルナッツあたりはミルクだけでなく、豆乳とも合い、特にキャラメルソイラテは回りのバリスタ含め人気だった記憶があります。

私は、普段からシロップを使ったドリンクはほとんど飲みませんが、午後のデザート感覚でバニララテを楽しむことは時たま。

コーヒーにシロップをいれる方もいるし、合うものももちろんありますが、私は甘味の強いシロップは濃厚なエスプレッソとあわせたい。そのため、在宅勤務期間中は我慢ですね…。

①②以外だと、ホイップが乗っててほしいとか、ソースのトッピングがほしいとか、そのあたりでしょうか。

多くのカフェだとリクエストすればオプションで対応してくれるように思います。

〈おまけ〉モカコーヒーとカフェモカ

先ほど、エスプレッソドリンクとしての「カフェモカ」に触れましたが、私の大好きなドリップコーヒーでも「モカ」と呼ばれるものがあります。

この二つは全く違うもので、後者はイエメンのモカ港から出荷されていたコーヒー豆がルーツとなり、アフリカ地方のコーヒーのひとつのブランドとなっている。香りが華やかなものが多いことが特徴。

私は、スタバの「モカ」を先に覚えたため、モカ=甘いと思っていたけれど、喫茶店で「モカ」と言われれば香りのよいコーヒーがいただけるのだろう。

これを読んでくださった方が、カフェのメニューを楽しく眺められたら幸せです。
とはいえ、お店によって名前の違いがあったり、自分の好みに合わせて選んでくれたりすると思うので、積極的に店員さんとお話しされるのもよいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?