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あれこそ青春だったのだ

#部活の思い出  だって。

この自粛期間で、昔の写真を整理していたんだけど、いろいろ写真がでてきて思い出が蘇ってきたので、書いてみよう。

わたしは所謂小中高一貫教育の学校に行っていた。今では珍しくもなんともないが、そのころはそこそこ珍しかった気がする。そして、その学校は生徒が極端に少なかった(そういう方針だった)ので、たいしてどこの運動部も強くはなかったし、文化部もそんなたいした成績もなかったと思う。でも、その割にみんな一生懸命部活していたし、先生たちも熱心だった。

さて、そんな私はずっと演劇部に入っていた。小さい頃から映画や舞台を観に連れて行ってもらっていて、あの世界がとても好きだったからだ。

演劇部が発表できる場は、年に一回の秋の文化祭だけだった。でも、それじゃあつまらないとなり、わたしが中学生のときから中高合同で春にも「放課後公演」なるものを行うことになった。しかも舞台のある体育館ではなく、大きめの教室で、である。やる気が漲っていたのだろう。自分たちで台本を選び、たった一度きりの公演のために必死で稽古をしたり告知も頑張ったりしていた。

夏休みには合宿が行われ、そこでのメインイベントが「むらさき杯」と言う名のコンテストであった。なんで、「むらさき杯」という名前だったのかというと、顧問が大の紫好きだったからとかなんとか、、、(真実は闇の中)。このコンテストでは、演劇部内で好きにグループを作ったり一人芝居をしたりして先生や合宿にきているOBOGとマネージャーが審査するのだが、優勝者にはトロフィーが与えられるのだ。わたしはどうしても優勝したくてしたくて仕方がなかった。部活ができるのは高2まで。高2の夏の合宿時、わたしは一人芝居に挑戦し、ひたすら稽古していた。どの作品を選んだのか忘れてしまったが、確か時代物だった気がする。。滑舌が悪いという弱点もあったので、それも必死に直すべく努力した。その甲斐もあってか無事に優勝できた。ちなみに、そのトロフィーを自慢げに持つ写真も今回の写真整理で出てきた(笑)

その夏合宿は、3泊4日だったのだが、朝食前から大縄をするなどなかなかハードなもので、合宿から帰ると一回り痩せていると母親に言われたりもした。

こうして振り返るとすごく貴重な経験だったな、と思う。あんなにも一つのことに夢中になれて幸せだった。


もう一度あの合宿に参加できるならしてみたいなあ。。痩せそう←

#部活の思い出

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