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おそろしい子・・・・!

#私を構成する5つのマンガ  の募集があったので、初めて記事を書きます。漫画、、いいですよね。この事態で外出自粛している中、漫画読んで過ごしている方も多いと思います。私も読み返したり、Kindleにお世話になってます笑

ガラスの仮面

いろんな漫画を読んで育ってきたけれど、20年にわたり何度も読み返しているのは、『ガラスの仮面』。何度っていうか、何十回っていうか。だって、もう読み出したらどんどん次が読みたくなって止まらない。(でも梅の里あたりでストップする。理由は読んだことある方ならわかるはず。)好きさの度合いでいったら、『ポーの一族』を上演したくて宝塚で演出家になった小池修一郎に負けないくらいには好きなはず。ミュージカル化は全然したくないけど。そういえば、初めてガラかめ読んだのは、中学のときに演劇部の先輩に貸してもらったのがきっかけだったなあ。。先輩、お元気かしら。

『ガラスの仮面』で好きなのはやっぱり、芸能界追放〜「忘れられた荒野」あたりかな。。どの劇中劇も好きすぎて何度も読んだのでセリフもなんだかんだ覚えてる。もうさ、「真夏の夜の夢」とかあの演出で実際観てみたいものね!なにあのパック・・・?恐ろしい子・・・・!

こんなに大好きなガラかめだけど、ストーリーやキャラクターの面白さ以外に、つっこみどころが多いのもまた事実。まず、主人公 北島マヤが、一度観劇しただけでセリフや動きを覚えるってのが、「うそん」って感じ(天才の定義とは)。観劇中に観客話しすぎてもう蛍嬢がすっ飛んでくるレベルだし、苦情もんだよ!笑 あと、舞台袖もうるさいw そんなとこで話してたら客席に声聞こえるよ!!って思う。観客と舞台袖で全部説明してくれちゃうからね。絵より言葉の方が多いページとか結構ある。

プライベートなシーンだと、やっぱり忘れられないイルカのペンダント。。初めて読んだ時衝撃的すぎた。桜小路くんと水族館デートでイルカのペンダントをお揃いで買ってしかもそれから毎日付けてるって、もはや罰ゲームかな・・・?そして、シャツから見えるお揃いネックレスを見て動揺する真澄様。ハンバーガーとエビバーガーとポテトの小を一人で食べるマヤの1日の摂取カロリーも気になる。。そういやたい焼きを一人で20個くらい食べてたよね?ヘレン・ケラーやったらそれくらいすぐ消費できるのかな。ウェイターとして雇われる麗のエピソードもギリギリを攻めてるし、髪型どうなってるのかいまだにわからない(前だけ長いの?)。真澄様も「11歳差」をいつまで気にしているのか?出会いの時の中学生と社会人はやべーけど、今もう二人とも大人じゃん。

そして最大のツッコミどころは、「新刊いつ??!!!」。展示会もコラボカフェも舞台化も楽しいけど、一刻も早く続きが読みたいところ。ちなみに、本当に劇中劇を漫画で書かれたようなクオリティで観られるなら劇団つきかげぷらす一角獣も「ふたりの王女」も「忘れられた荒野」もリピート観劇したいけど、「紅天女」は1回でいいかなって思ってる。。ねえ、梅の木の精と仏師の恋模様って面白いの?なんで仮面かぶったまんまにしようと思ったの?そもそも、「紅天女」のストーリー明かす必要あった?源三さん、付き人なのになんで何役も演じ分けられるほどうまいの・・・?もともと役者なの?

ガラスの仮面でだいぶ文字数使ってしまった。あと4作品、一気に行きたいと思います〜

スケバン刑事 

これはじめて読んだのはたしか中学生・・・?急に学校で流行ってその時に読んだんだと思う。「懐かしの名シーン」みたいので、たまにTVでドラマが放送されていたので、<ヨーヨー使う女子高生の話>みたいな認識だった。でも読んでみたら、壮大なスケールで現実離れしてるのにどんどん引き込まれたなー。サキの運動神経はオリンピック選手並に思えるし、もはや不死身の域。余談だけど、本作の神恭一郎とガラかめの速水真澄は友達という設定で、お互いが電話しているシーンがあるよ!

動物のお医者さん

動物を愛してやまない私。ハムテルのうちってば、犬・猫・鶏・スナネズミがいて羨ましい。。犬を飼ってたことがあるのだけれど、動物たちのセリフとか表情とか「うんうんそうそう!」って思えるところがたくさんある。チョビの<ここが動いたら出てくる>と思ってドアの前で待ってる感じとか、<くれたら食べてもいい>とか、「そういうのあるある」ってなる。動物って、人間の言葉は話せないけど、ほんと表情豊かで、、その感じがきめ細かく再現されてる漫画だと思う。あとは、夏の毛刈りとか、人間が髪型大事!っていうのと同様に動物も毛が大事なんだな、ってなる。我が家のおいぬ様も夏はかなり短くしていたなあ。。動物だけでなく、人間のキャラクターも個性豊かで楽しいし、ほんわかしていて気負わず読めるのもポイント。

ちびまる子ちゃん

小学生時代、わたしは<りぼん>派だった。(そういえば、まるちゃんの中で母親に「まるこ仲良しだっけ?」の問いに「まるこはりぼんである」っていうト書きがあったな)。いろいろ面白い漫画あったけど、ちびまる子ちゃんは映画も観に行ったりして思い出深い。インスタで日常を漫画にしてる投稿で「なにげない毎日の面白さ」を垣間見られて好きなんだけど、その原点はまるちゃんなのかも。ちなみに、ちびまる子ちゃんだけでなく、さくらももこ先生の漫画家になるまでのエピソードなどの漫画も好き。UTのまる子Tシャツ買った。

メイプル戦記

高校時代、頭良すぎてたまに何言ってるのかわからない同級生(現役で東大受かったが、特にガリ勉でなく、受験生時代も毎日21時とかに寝てた)から川原泉先生の作品を借りたのがきっかけ。なんかもう不思議な感覚!淡々としているようで、社会問題にも微妙に切り込んでいるというか、、飽きさせないのよね。ちなみに、どの作品もセリフ量は多めだと思うw 

メイプル戦記は、弱小だった豆の木高校の野球部監督だった主人公(女性)が、女性だけ?のプロ野球チームの監督になるってのも興味深いけど、チームの面々も、「よくこんなバラエティ豊かに思いつくなあ」ってなる。バラエティ豊かだけど無理がなくてとてもナチュラル。おリボンのエピソードも好き笑

5つの漫画を選ぶのかなり難しくて、他にも木原敏江先生作品とか、麒麟館グラフィティとか、挙げたいのはたくさんあったんだけど、、厳選してみた。そして、書いてたら全部、読み返したくなってきたので、今日から読み返そうかな。(あと、ガラスの仮面の新刊はいつでも全力待機してる)


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