年々酷くなる癖毛、どうしたら良いの?スタイルから考える対処法


サロンを中心にこの癖毛問題の解決をテーマの施術や商品がたくさん展開されているんですが、え?そうなのって思う方も多いので一度おさらいを

まずは何故癖毛なの?

髪の水分保持力の減少

髪の老化のサインとして、うねり毛。髪の毛の中には親水性のタンパク質と、水になじみにくいタンパク質があり、加齢とともに水になじみにくいたんぱく質が増加。その結果、髪の水分保持力が下がり、うねりが起こってしまい、まとまりが悪くなっていくこと。梅雨の時期は髪が扱いずらい原因は乾燥している毛髪が大気中の湿気を吸収し、水分を含むことで膨らむため。
アラフィフは、ホルモンバランスが変わり、体内のコラーゲン量が徐々に減少。栄養が十分に届かず、毛髪も乾燥状態に。梅雨時期は、乾燥している毛髪が大気中の湿気を吸収し、水分を含むことで膨らみます。これがうねりや広がりを引き起こしている原因。

頭皮の毛穴の歪み

くせやうねりといった髪質の変化に直面する女性が増えてきます。
くせ毛のいちばんの原因は、毛穴の歪み。齢による顔の筋肉や頭皮の筋膜の衰えによって、毛髪を取り囲む組織層である毛包が緩み、丸かった毛穴が楕円形。毛母細胞でつくられた髪が成長するときに、くせやうねりがでやすくなってしまうのが原因。
皮膚のたるみが集まる耳上や襟足などを中心に、急にくせやうねりが強く出る場合ある。頭皮の弾力がない人や皮膚が薄い人は、毛穴も歪みやすいので注意が必要。


直毛の断面図と癖毛の断面図

このような事が原因で癖毛が次から次へと癖毛が生えてくる。
対応アプローチとしては2つの方向から考えられます。

老化の原因から対応して血流改善、コラーゲンの増量を図る。
これにあるメニューは医療的アプローチや、サロンでの施術アプローチ
コスト高になるが毛髪自体の生えることからの改善になるので
ヘアースタイル制限は無く好みのヘアースタイルが可能。
但し、即効性はないので継続が必要になる。

もう一つは、生えた髪に対してのアプローチ
シャンプー剤、トリートメント剤、ヘアバス剤など髪自体にコラーゲン、タンパク質を補填して水分量を増やすことでの対応や、ストレートアイロン(最近はイオン導入しながら)、ドライヤーによる髪質改善をしながら乾かす、伸ばすなどをしながらヘアースタイルを行う。
こちらの器具を活用法は即効性があるが定着力はないので毎日の作業になる。

対応の仕方はそれぞれの性格やお財布事情によりセレクト頂きたいが、先ずはご自分の毛髪の状況を把握いただく事、それとご希望のヘアスタイルの対してのアプローチの方法を理解される事がとても大切です。

ご自分の担当スタイリストにご希望のヘアースタイルをオーダーする際に
現状髪質を聞いてください。髪の状態は生え場所やカラー、パーマの損傷相違などで前頭が同じではないです。頭頂部や前頭部、襟足など部位により違いますのでご注意を

その状況に対してご希望のヘアースタイルを毎日再現するのはどうしたら良いのか?
1、頭皮ケア
2、洗髪
3、トリートメント
4、ドライヤー時のケア剤
5、スタイリング剤
6、ドライヤーの使用法、セレクト
7、その他の美容機材の使用法
8、その他の対応法

を細かく質問ください。
必ず良き答えをくれます。
美容師は、国家資格取得者で毛髪科学しっかりと学んでいます。
カットするだけの人ではないので 笑


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