健康診断センター

こんな格好して仕事している人、まだいたんだぁ・・・。びっくり。

先日、年に一度の健診に行ってきた。コロナ騒動になってから、最初はビビッて行きたくなくて、今はマスクを強要してくるのとクスリに対する不信感でできるだけ行かないようにしている場所、病院。だから、普段は本当に縁がない場所なのだ。

今勤めている会社は割と自由にさせてくれていて、わたし以外はみんな(社長も)マスクっ子だけど、マスクしていないわたしに文句言ったり嫌な顔をする人はいないし、個人の自由だからと言ってもらえているので、普段はノーマルに過ごせている。

だから余計に辛いし信じられない。マスクにフェイスシールド、プラス、受付では衝立。どんだけ空気の流れを妨げて、酸欠で仕事をしているんだろうか。苦しくないのかな。同じ日本だけど、正にカルチャーショック。でも向こうからすれば、それが「日常」で「常識」なんだろう。

2年経っていろいろ分かったことあるのに、それでも意味のない対策に固執してその場の安心感を得ることに満足している態度に、ますます残念感が漂う。しかも、重病人や入院患者がいる普通の病院とは違う健診専門の機関でそこまでやるの?もはや、宗教。

受付の若い女の子に「マスクはありますか?」と聞かれ、「マスク苦しいのでできません」と返すと、「そうですか、分かりました」とニコニコしながら了承?してくれたのに、その子と話をしていると、上司っぽい女性の方が通りかかってこそこそと、「どうしたの?マスクは?」と耳打ちしてきた。

その後、上司っぽい人が強めにマスクをしてくれと言ってきたので、「厚労省や環境省も、室内でもほとんど話をしなければマスクは不要と言っていますが?」と返すと、「・・・。ちょっと責任者呼んできます。」と。

どっかに連れ行かれるんかと思いながら、優しい受付の女の子と手続きを続けていると、責任者は来ず、上司っぽい人がサージカルマスクの箱を手に、「やっぱり(国がどう言っていても)”医療機関なので”マスクしてください。」と再び強要。

ケンカしたい訳じゃないし、会社命令の健診は受けなきゃいけないし、これ以上はやめとこう、一応抵抗はしてみたし(笑)、ということで、サージカルマスクの強制だけは避けようと、「あ、マスク持ってるんで」とけん制。

わたしにとっては、健診の数時間だけでも相当な苦痛だが、こういう場所で働いている人はこれが丸一日、週5日もしくは週6日続くのか・・・と思うと、「大変ですね、ご苦労さま・・・」と同情心さえ沸いてくる。でも、もはや当たり前過ぎて大変でもないのかもしれないけど。

だけど、今の会社じゃなかったら・・・?医療・介護、学校、役所、公共交通機関、飲食、各種接客業、雇用が不安定な派遣、アルバイトなどの組織や立場だったら、どうなっていたんだろうか?

今は周りの人と違うということさえ気にならなければ、結構快適に生活できるが、そうじゃないところにいたら、やっぱり主張することはできなかったのだろうか?悶々としながら我慢して慣れるか、我慢できずにメンタルをやられていたのだろうか?多分、わたしは後者だっただろう(苦笑)。

多くの人は「仕方がないじゃない」と言う。わたしの大好きなダンナもよく言う「仕方ない」って。本当にそうなの?仕方がないであと何年やっていくの?わたしは、仕方がないって諦めながら、強制されながら思考停止で意味のないことしながら生きていくなんて絶対に嫌だ。納得しながら楽しく生きていきたい。

何かを強制されたとき、その組織や団体にしがみつかなくても自立(自律)して生きていくスキルと勇気が必要だと、最近強く思う。その場所でしか生きられないって思い込んでいるから、アホなことでも従わないといけないんだよ。どうせみんな最後は死ぬんでしょ?だったら、生きている間は自分の気持ちをできるだけ裏切らないように生きていきたい。

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