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カオスなまでに多様なU-18世代が集う合宿で大事にしていること-MAKERS U-18 合宿の流れをご紹介-

 カオスなまでに多様なU-18世代が集い、それぞれが目指す理想へ共に挑み、共に学び合う合宿から始まる私塾。MAKERS UNIVERSITY U-18。

 エントリーを検討されている方に向けて、プログラムの流れをWEBに載っているよりももう少し詳しめに、ご紹介します。

DAY1:本気の熱を受け止め合う関係性を耕す

 MAKERS UNIVERSITY U-18では、「関係性の土壌を耕す」ことを最も大事にしています。

 それぞれ違った理想とスタイルを持ち、異なるバックグラウンドを持っているU-18世代が全国から集います。似た熱量を持つからこそ、全く違うテーマでもスタイルでも、どこかシンパシーを感じ、自分との違いから学び合うことができる。

 さらには、合宿内だけで関係性が留まってしまうのももったいない。単発的にものすごい刺激になることも、もちろん素晴らしいことだけれども、本気の挑戦をしているからこそ、その後も続く関係が生まれてほしいなと思っています。

 それは、この関係性こそが、技術でも知識でもない、U-18革命児の背中を押せるものだと信じているからです。

たとえば、いざチームを立ち上げたもののマネジメントが上手くいかない、そんな時、あいつならどうしてるだろう?と話に行ってみる。リーダーだからこそメンバーには言えないことも、リーダー同士ならば聞き合うことができる。

たとえば、情報交換。ふとしたきっかけで知った情報を、「これ〜にいいんじゃない?」と思いついて、SlackやSNSでシェアする。他に魅力的な機会があったら、一緒に挑戦するのもいい。継続的につながることで世界が広がっていくはず。

たとえば、自分を見失った時。頑張りすぎて疲れた時。あれ、最近SNSで浮上してないな。そう思ったら「飯行こうよ」と誘って、話を聞く。「無理すんな、休めよ」と頑張ってるのを知ってるからこそ言い合うことができる。

 そんな関係性を、合宿が終わった後も続けてほしいと願っています。

 でも、たかが数分話しただけのメンバーで、そんな関係性が生まれるはずもない。だからこそ、合宿ではお互いの話を徹底的に「聴き合う」時間を多くとっています。

 お互いの"表面"だけでなく、"根っこ"の部分でつながれるように。そんな時間を目指しています。

DAY2:思い描く理想の解像度を高める

 この場に集まるメンバーは、ある時は熱量に、ある時は衝動に、ある時は憧れに、ある時は危機感に、ある時は怒りに、ある時はワクワクに、そんな自分の中の何かに従って、がむしゃらに理想を目指しているU-18世代。

 人それぞれ考え方も異なるし、触れてきたテーマも違う。スキルセットもコネクションも違う。

 だからこそ、MAKERS U-18では、関係性とそれ以上に、「学び合う」時間も意識しています。

 講師はいません。正確に言うならば、全員が全員にとっての"相互メンター"。正解のない挑戦に挑む中、過去使い古されたフレームワークを教えるのは笑止千万。もちろん役に立つものも多いけれども、一元的にベースを揃えるよりも、凸凹であってもそれぞれが必要とするものを受け取れる"環境"を作っておくことが重要だと考えています。

<Vision Thinking Workshop>
模造紙に自分の目指す理想やスタイル、ビジョンを表現し、その場のメンバーでお互いに見合って、その人のことを知ると同時に、自分の捉え方や一緒にできることを伝え合っていきます。

<助け合いセッション>
それぞれの今後やりたいこと、困っていること、必要としていること、一緒にやりたいことを書き出し、その場のメンバー全員で見合って、ネクストアクションや夜の対話の種を生み出す時間です。この場でプロジェクトが生まれることも?

DAY3・4:最強の応援団との出会い

 この合宿には、U-18世代を共に挑戦する同志として、全力で応援する、自身もまた挑戦を続ける起業家・イノベーターがみなさんに会いに来ます。

 正直に言えば、もしゲストの話を聞き、学びたいだけであれば、その方が登壇されるトークイベントや講演会に参加した方がいいかもしれません。

 なぜなら、この場でやることは、徹底的に「対話」だからです。

 自分がどんなことに挑戦しているのか、今何につまづいていて、何を必要としているのか。ゲストメンターにぶつけ、そこから生まれる対話を通じて、初めて価値のある時間が生まれます。

 なので、話を聞きたいだけであれば、すみません。逆に退屈かもしれないです。ただし、本気でぶつけたい何かがあるならば、全力でバックアップすることができます。その結果、再現性のない様々な景色が見えるはずです。

たとえば、共創。自分の目指すものや想いをぶつけ、それがお互いに共鳴した時、年齢や立場を超えた共創として、新たな事業の種やコラボレーションが生まれるかもしれません。

たとえば、学び。自分がぶつかっている壁を伝えることで、ゲストメンターはそれにどう向き合ってきたのか、どんな価値観とスタンスで物事を選択してきたのか。それを引き出すことで、自分の中のモヤが晴れるような時間になるかもしれません。

たとえば、新たな発想。目の前だけではなく、今後の世界、地球の動きを捉え、その中で何が必要か仮説を持っているゲストメンターと対話することで、自分の中で持っていた感覚やアイデアが、さらに輪郭を増してくる、脳汁ドバドバ。そんな時間にできるかもしれません。

<公開メンタリング>
参加するゲストメンターに自分の自己紹介や問いをぶつけるミニプレゼンテーションと、1:1での対話を行うことができます。
この時間の特徴は「公開」であること。最初は問いを持てていなかったとしても、MAKERS U-18生とゲストメンターの対話を聞いているうちに自分にも当てはまる気づきや問いが生まれてくる。そんな時間になっています。もちろん、質疑応答の時間もあります。

<グループダイアログ>
 ゲストメンターと少人数で座組みを組み、近い距離で対話を行います。近い距離だからこそ何でも聴き合える雰囲気があり、みなさんのことを知りたいゲストメンターから話題が振られることもあります。

DAY5:終わりなき挑戦への船出

 合宿の中で多くのメンバーやゲストメンターと対話し、自分の中で積み重なった気づきと感情を整理し、次のアクションへ繋げていく時間です。

 改めて自分がやりたいこと。成し遂げたいこと。大事にしたいこと。変わりたいこと。

 それらを言語化し、整理し、共に時間を過ごした同期メンバーと分かち合うことで、それぞれの挑戦をお互いに応援していく、その第一歩となります。

DAY Beyond:合宿後も続く切磋琢磨の関係

 合宿が終わってからが挑戦の本当のスタートだ。

 ただし、中々思うようにいかないこともあるはず。

たとえば、4月から大学へ入学する人。合宿が3月末までだから、否応なしにバタバタと入学式、オリエンテーション、履修、、、4月はあっという間に終わってしまうかもしれない。

たとえば、学校へ戻り進級する人。3年生になると進路を意識せざるを得ない。事業や研究に割ける時間も減ってくるはずだ。自分は良かったとしても、チームメンバーの関わり方が変わるなど変化は予期される。

 自分自身のスケジュールもさながら、シンプルに、思い描いた計画が順調に進まない場合もある。思ったように協力者が集まらない、開発に必要な場所や資金を確保できない、事業の仮説が揺らぎ、PMFできない。組織運営に必要な専門性や知識が不足する。課題は山積みだ。

 そんな時、合宿をともに過ごした同期メンバー、そして伴走メンターが頼りになる。

 伴走メンターとは、ゲストメンター以上に合宿の多くの時間参加する、文字通りのメンター。伴走メンター自身も20代前半の若手起業家が、挑戦者だからこそ等身大で痛感してきた葛藤や経験を元に、MAKERS U-18生の挑戦を全力で応援する。

 DAY Beyondでは月1程度で伴走メンターに時間をもらっている。MAKERS U-18生が3-5人程度集まり、「アニキ/アネキゼミ」」として月1でMAKERS U-18に立ち帰ることができる。

 ゼミではどんな話をしても問題ないし、伴走メンターごとにキャラクターも異なる。

たとえば、進捗共有と振り返り。自分が1ヶ月間にできたこと、できなかったことをゼミという機会があることで忘れずに振り返ることができる。思うようにできなかった人は次の1ヶ月で解決のサイクルを組むことができるし、思ったよりできた人はさらに加速するための修正を行えるはずだ。

たとえば、悩みの相談。普段言えないことを相談し、伴走メンターの経験と考え方を取り入れることができる。チームメンバーの悩み、ブランディングの悩み、目標設定の悩み、マインドセット。挑戦するからこそ生まれる悩みに、一番親身に向き合ってくれるはずだ。

たとえば、同期メンバーの学び合い。お互いに合宿からアイデアや進め方も変わることもある。その変化や成長がお互いにとって刺激になり、知見を得られるはずだ。

たとえば、問いかけ。伴走メンターから普段考えないことを問われることで新しい気づきがあるかもしれない。自分1人で、しかもリーダーや個人で進める場合、人の意見をもらえないか受け取りすぎてしまうことが多い。問いかけによって自分はどうしたいのか、どんな考え方なのか、改めて見つめることができるはずだ。

 アニキ/アネキゼミはオンラインで月1程度行い、合宿終了後3-4ヶ月を目処に開催します。日程もメンバーで合う日程を都度調整する形なので、あらかじめスケジュールを入れなくても基本は大丈夫です。

 もちろん、DAY1で例に出したような悩みやモヤモヤした時、同期メンバーのつながりはいつでも活用できる。遠隔でもZoomや電話できるし、近場ならランチに行ったっていい。合宿で耕した関係性は、日常の挑戦でこそ、貴重な資源となるはずだ。

最後に

 合宿の流れをWEBよりも少し具体的に、ご紹介しました。

 そして最後にもう一つ。MAKERS U-18では、運営側、参加者側、ゲスト側と立場が分かれるのではなく、その場に携わる全員で共に場を創ることを目指しています。そのため、合宿に参加するメンバーが決まった段階や当日の様子やディスカッションの内容を踏まえて、プログラム内容がガラッと変わることもあり得ます。

 この場は決まったカリキュラムがある学校ではなく、集ったメンバーで良い場を創り上げていく「私塾」でありたいと、ずっと思っています。

<最後に>

▶︎MAKERS UNIVERSITY U-18について知りたい方へ
公式WEBサイトをぜひご確認ください。

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▶︎MAKERS UNIVERSITY U-18のコンセプト
こちらのnoteに新キャッチコピーに込めた想いを綴らせていただきました。

▶︎他のMAKERS U-18生についても知りたい方へ
自分のスタイルで挑戦を続ける、カオスなまでに多様なMAKERS U-18生を紹介しています。これまで取材したメンバーをこちらにまとめておりますので、ぜひご覧ください。

▶︎大学生以上の方へ
大学生版MAKERS UNIVERSITYもございます。ぜひこちらもご覧ください。

▶︎教育に想いがある方へ
MAKERS出身の若手起業家・イノベーターが、その生き様を高校生に伝える高校への出張授業プロジェクトも始まっています。

今後とも、応援よろしくお願いいたします。


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