ゴルフは接待の王道であります

おはようございます!メーカーマンです。今回は業務の話題からちょっと外れてしまいますが、メーカー接待・交流でよく使われるゴルフの話をしたいと思います。

若い人がやらなくなって以前より人気はなくなったとはいえ、今でも営業必須スキルであるのがゴルフ・・・。個人的には観るのもやるのも好きなのですけどね。

私がはじめたのは入社2年目の頃、当時の上司に

上司:「メーカマンはゴルフやるの?」

「いえ、やったことがないですが興味はあるのできっかけさえあればやりたいです」

上司:「よし、じゃあ今からクラブ買いに行くか」

「今からですか!?」

という感じで仕事そっちのけで、新橋の輸入専門店に初めてのクラブを買いに行きました。1セットで14万でしたかね。ゴルフクラブって高いんだなーと思いましたが今になって思うと良いものを最初に買ってよかったと思います。(その後もう3セットくらい買ったり売ったりを繰り返してます)

ちょっと話がそれましたが、今でもゴルフは営業の一環としてよく行われます。お客さんでも好きな人が多い・交流できる数少ない機会なので当社では客先コンペは奨励されてます。大手メーカの30〜40代の営業でもやったことがないという人はいるのでここは会社・個人のスタンスによるものが大きいのかなとは思います。

接待としてのゴルフは電気量販店を担当している時は少なかったですが、BtoBtoBの法人営業をやってた時期は飛躍的に回数が増えました。シーズンになるとほぼ毎週やるくらいの勢いです。得意先のコンペがそのペースであるのですね。

なぜ得意先もそんなに積極的にメーカーを呼んでコンペをやるのだろうかと最初は訝しかったのですが、よくよく考えると商品を販売してくれる販売店とメーカーの接点は電気量販店ほどは多くないです。電気量販店営業をやると毎週商談を行い、取引も月間数億ありますが、BtoBtoBの法人営業は年間多くても1千万。でも何かあった時にはメーカへの助力を仰ぎたいから頼みやすい人間関係を構築したいという販売店の思惑もあるのですね。

ゴルフをやるとなると同じ人と6時間近くも一緒にいることになるので自然仲良くなります。また、話すより何倍も一緒に回る人のことを知ることができます。プレイ中に仕事の話をするのは無粋なので、全くしないわけではないのですが基本個人的な話が多くなりますからね。

あとはプレイも人によってスタイルがでます。私の上司だった人はゴルフを見るとその人が頭がいいか悪いかがわかると暴言を放ってましたが(笑)実際的を得てると思います。使う道具を見ると性格がわかりますね。飛ばしたいのか、正確に狙いたいのか、このメーカーを使うってこと無難な人なのかなーとかあの選手が好きなのかとか、ですね。

やりはじめなのに仕事で参加しないといけなくなった!という人いれば道具だけは良いもの揃えておくのがオススメです。やりはじめで下手なのはしょうがないですが、その上道具もボロボロの安物を使ってると一緒に回ってる好きな人ほどげんなりします。やる気もないのに嫌々きましたみたいなのが見えて周りが冷めるんですね。嫌なら来なきゃいいのにと思いますから。

接待の王道は酒とゴルフと女と麻雀だと思いますが、ゴルフ以外のこともどこかでかければと。

今日はここまでです。

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