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四国歩き遍路日記 6日目
2月26日
今日は移動無し。
焼山寺登りで疲れ切っていたので、ホテルを予約するとき連泊にしておいたのが大正解だった。
都市にいるうちに、いろいろと体制を立て直さねばならない。
まずはザックの腰ベルトをなんとかしようと、よく街中で見かけるような靴やカバンの修理屋に行く。
見てもらうと、こういう特殊な裁縫は工場レベルのミシンじゃないとできないとのこと。ただ、植村旅館で縫ってもらったのが太い糸でバッチバチにやってくれてるらしく、そうそうほどけることはないんじゃないかと言われた。手縫いの偉大さを知る。
念のため、その店でも頼んでさらに補強してもらった。
次はトレランシューズを探そうと、昨日の兄ちゃんに教えてもらったメーカー系のシューズ専門店に行った。
しかし、トレランシューズはほとんど置いてなく、店員に今までの経緯を話したら「みなさんこれでまわってますよー」と、今履いてるのよりもっとごつい登山靴を勧めてくる始末。売れればなんでもいいんだろう。むしろ昨日の兄ちゃんが当たりだったんだろう。
遍路に出る前、松山の遍路ショップで「歩き」遍路をするから必要最低限のものだけ厳選してほしいと相談したときも、あれもこれもといろいろ買わされて(地図なんか2冊買わされそうになった)、結局荷物になっただけで処分したし、悪意の有無とかではなく、実際に歩いた経験のない店員の意見は真に受けないほうがいいと強く感じる。
そんなわけで、舗装路は昨日買ったランニングシューズ、山道と雨の日はもともと履いてきた軽登山靴でいくことになった。
軽登山靴はサイズが合ってないと思っていたが、分厚い靴下とインソールを変えたらなんとか履けるようになった気がする。
というか、分厚い靴下とインソールを使うなら、靴もそれに合わせたサイズ選びをする必要があったのだろう。
夜、腰ベルトの写真を撮って、モンベルにメールを出しておいた。
それにしても、こうして旅する際もスマホ1台あれば、地図見れるし、電話できるし、ネットできるし、メールできるし、写真撮れるし、音楽聴けるし、今更だが凄まじいイノベーションだったんだなと思う。
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20時33分 泊:ホテルプラザイン徳島(素泊4000円)
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