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アウトプットできない人はかなり厳しい

人生を生きていると、今自分がやっていることがおもしろくないなとか、このまま同じような毎日を過ごしていくと思うと絶望することもあるかと思います。

だいたい、私たちはなんとなく生きていると、不意につまらない日々に襲われてしまうことがあると思います。飽きちゃうんですよね。

引越しをしたり、進学をしたりしたときは、あんなにドキドキ、ワクワクしていたのに気づけば、なんか面白いことないかーって、ぼやいていると思います。

そんな人たちに向けて、アウトプットの大切さや意外と面白いんだなってことに気づいてもらいたいと思います。

それでは、始めていきます。内容は以下の通りです。

美味しい果物の選び方

美味しい果物選ぶときのコツは、外側にハリがあるものを選ぶことです。

スーパーで、果物を割って、選ぶことはできないですよね。

これと同じで、私たち人間は、人間を選ぶ時に、内側で何を考えているかではなく、外側がどう見えているのかが重要です。

つまり、相手の言葉や仕草、表情など、自分の五感で感じられるもので人間は選ばれているんです。

言い換えると、私たちの人生っていうのは、アウトプットの成果で評価されているんです。

例えば、友達と話すとき、スポーツをするときなどです。

人間関係のやりとりのすべてはおたがいのアウトプットなのです。

どんなに自分の頭の中で価値があるアイデアがあったとしてもそれを他人にわかりやすく表現し、相手に理解されることがなければ、そのアイデアはゴミ以下です。

つまり、どんなにたくさんの情報を頭の中に溜め込んでいても、その情報を自分の外側に出さなければ、出すことができなければ、その情報はまったく無意味なものなんです。

どんなに強い武器を持っていたとしても、それを振り回すことができなければ、その武器は武器として認められないんです。

自分の頭の中を外部へ表現することで、初めて、だれかから評価される土俵に立つことができます。

インプットばかりを繰り返していてもあなたはあなたの価値をあげることができていないんです。

現代の泥棒は、考えるきっかけ盗んでいる。

私たちがインプットばかりを繰り返してしまう要因として、情報が高速でやり取りされるようになったことが挙げられます。

スマホをひらけば、わからないことは一瞬で解決することができます。

また、スマホをひらけば、無限に面白い動画を見ることができます。

何も考えていなくても、気づけば情報が入ってくるそんな環境で私たちは生きています。

そうなると私たちの生活の時間から、アウトプットの時間が減ることは必然です。

友達とおしゃべりをしなくても、面白い動画を見ることができてしまうからです。

私たちはインプットばかりに目を取られ、アウトプットの機会を盗まれ続けているんです。

このように私たちの周りでは、高速でインプットする機会はやってきて、高速でアウトプットする機会はどこかへ走り去っています。

しかし、そうは言っても私たちの人生はアウトプットで評価されます。

私たちが意識的にアウトプットの機会を守っていかなければ、アウトプットの精度は高まっていきません。

つまり、私たちは果物の選び方を知る機会さえも盗まれているのです。

鉛筆は、とがっていたほうが書きやすい。

インプットの時間ばかりが増加し、アウトプットの時間がどんなに減少しようとも、情報は休むことなく私たちを襲ってきます。

なぜなら、現代は誰でも情報を撒き散らすことができるようになったからです。SNSやYouTubeなどによって、日本人全員が情報を発信する権利を得ました。

その結果、この世の中はフェイクニュースで溢れかえっています。アウトプットの機会を持たない私たちは自分の頭で考えることが出来ず、ただ情報を鵜呑みにしてしまいます。すると、私たちはあまりの情報の多さに疲弊してしまいます。

気づけば、自分という鉛筆は消耗しぼんやりとした文字しか書けなくなっています。

これからの私たちが情報で溢れかえってしまった現代を生き抜いていくために必要な力は、情報を選別する力です。

誰でも情報を発信できるようになり、私たちの耳にする情報が100%正しいという時代は終わりました。

そして、正しい情報を嗅ぎつける力やどんな情報を信じるのか私たちが選択する時代に入っています。

そのとき、私たちに重要なことは自分なりの情報の選択基準を持つことつまり、自分の考えを確立することです。確立していくには、受け取った情報を吟味する必要があります。吟味する過程で重要なことは、意識的にアウトプットの時間を作り、自分の頭で考えることです。

とにかく、自分の頭で考えて、自分の頭の外側に出してみる。

自分で自分という鉛筆をとがらせる術を身につけ、輪郭のあるはっきりとした文字を書いていかねければ、ならないのです。

まとめ

これからの時代、アウトプットを怠ればすぐ時代から置いて行かれます。

しかし、逆にアウトプットを意識的に行うことができれば、これからの時代を力強く生き抜くことができます。

幸運にも私たちの周りには、インプットツールだけではなく、アウトプットツールも充実しています。

TwitterやInstagram、Facebookを利用して、今日あった面白かったこと、自分の頭の中で考えていた哲学のようなものを発信してみたらいいんじゃないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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