意外と人生はや(れ)る事が少ない
仕事が忙しいと記事はかけないが、仕事が落ち着くと記事がかける
まーた哲学的なタイトル書いちゃった……、ワッ……アッ……
タイトルにもある通り、案外そういうもの
大量のお金を手にしたとしても、超絶整った顔を獲得したとしても
人間というスペックに限界がある以上、出来る事には限界がある
大量のお金で出来る事の中で長期間楽しめるコンテンツと言えば人を雇う事が主で
それ以外の事は一過性の娯楽にしかならない、そして人間は娯楽に慣れる、刺激にも慣れる
一回経験した事の興奮は二回目以降興奮度が半減していく、食事も高い食事が当たり前になればその食事に慣れ、喜びは薄れる
毎日焼肉の幸福よりも、納豆定食の毎日にたまに良い肉を食べる方が結果的に幸福度のブレは良い方向であがる
金銭面が自由すぎる中でプラモを購入しまくれる状態よりも
金銭に制限があるからこそ、玉に買える嗜好品に価値が生まれる
「大金持ちになった」という事実に価値は無く
「大金持ちになろうとする」という意思に価値があるという事だと思う
大金持ちになりたい、というのは大衆的な願いでもあるけれどなった後にどうしたいかが無いという事もこの願いの共通点だと思う
何故なら意外と人生はやることが少ない
日々の忙しさという所で言うと、やる事はいっぱいある、明日の飯代を稼ぐとか、誰かの尻拭いとか子育てとか、もしくは助けてもらった後の感謝とか、小さいけど大事な事はたくさんある、そういう意味ではやる事が一杯ではあるけど
じゃあ何がしたい?という大枠の話をすると、答えを出せる人は一握りだろう、それはまさにyoutuberの視聴者層とか、ソシャゲの課金売上ランキングとかを見れば証明されている
陳腐な自己啓発本みたく「時間を浪費するな、やるべき事に使え」と説教がしたい記事ではない
そもそも人間は動物であり、繁殖を目的としただけの水と油とアミノ酸
何かしたいという意思がある方がイレギュラーでしかない
しかしそのイレギュラー達の知識と知恵と狂気の積層によって文化の発展があったという事でイレギュラーを咎めたい訳でもない、どっちも大事
つまるところ、大事な事は やりたい事は無くて当然で、あるならあるでやれば良く、達成を目指す時が一番大変で楽しくて、達成した後の事も考えないと空虚になる
そんな当たり前を書いた記事
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