三十を迎える自分に向けた十二の原則 ー前編ー

はじめにまにまに

十二の理由? た!

とりあえず今まで得た経験則や気づきをまとめてこれから先の人生に備える
メモらないと忘れそうだ、そんなわけで三十年をしっかり生きた私がこの三十年を無駄にしないように頭の中でグルグルした事をまとめようと思う

基本哲学は自分の思想はディオゲネス/仏教/韓非子のごちゃ混ぜサラダボールだと良いなって思うんだよね

人類社会から外れれば解脱出来るわけじゃなく、かといって組織に依存せず
個として組織(社会)に存在しながら生きるのが肝要と思ふ

そして「武士道とは死ぬ事とみつけたり」という言葉は
覚悟をしたものは常に自由であり幸福である、って考え方で解釈をしてる

黒澤明の「生きる」とかは分かりやすいかも


第零原則 ー川の流れに逆らうべからずー

川の流れとは即ち流行りである、流行りとはSNSでだけ発生するものではない、経済においても、軍事においても発生する

例として言うなら刀槍で戦ってた時代に火縄銃を使い先行する
スマホが出て来たからスマホアプリを開発して先行する

エリートが流行りの扉を開いて一般層がぶら下がる構図の中で発生するのが流行りである、この中で一般層の中の既得権益側の人間が
「そんなものは軟弱なものが使うのだ」と発言して無事死亡する

人間は変化の中で進化する、つまりその変化の本質を真っ先に掴む事が肝要で、そこに逆らおうとする働きは常に
プライドだったり生活やサンクコストみたいな要員が邪魔していたりする

当然、発生した流行りが本質に近づいているか、それともマヤカシかを見抜く必要もある、だから一概に言うと流行りに乗って既得権益側になるのは簡単ではないのだが

川の流れに乗るだけなら簡単なのだ、新しいものを拒否をしなければよい、常に学ぶ思想を持ち続ければ良い、いつかは川の流れが何処かに連れて行ってくれるだろう

第一原則 ー目的を持つー

重要なのは目的である、カタカナにするとテーマとコンセプト
自分の人生のコンセプトデザインをして、初めて視界が広がっていく
自分が何をしたいのかが分からないなら、何も出来ない、当然の話

目的は「生存する」でもいい、「稼ぎたい」でもいい
大事なのはその目的から逆算してやるべき事を組み立てて、実際に実行する

これが出来なければ、人の言う事を聞く事が目的になる
それだって良い、色んな道がある

第二原則 ー時間と健康ー

お金は時間と健康を確保する為の物
不健康になる為にお金を使ってはいけない
常にお茶漬けで満足できるようになる事が一番大事

お金が欲しい!と言って体を壊すまで働くのも意味が無い
重要なのは健康に働けるレベルで労働をして
健康と自分の時間を買う為にお金をペイする

状況によって今の時間と健康の為に未来のお金を犠牲にする選択もアリだし
時間よりも大きなお金が手に入るなら時間を犠牲にすべき時はある
しかし健康は別

第三原則 ー常に何が気持ち良いのかを考えるー

セクハラか?
気持ち良さとは流行りの基である
人間の川の流れとは即ち大衆が感じる気持ち良さの結果である
何故なら単純に人間は本能的な衝動で生きてるからだ

寝る事を気持ちよくしたいから高い枕が売れる
食べる事が幸福だから美味しいものが持て囃される

良い物なのに、凄く手間が掛かってるのに、何故流行らないのだろう
と言う答えは単純で、気持ちよくない(勿論運が絡むが)

スマホの何が気持ち良いかと言えば手軽にカメラになってネットになってゲームも出来て便利で最高に気持ち良いのである
VRは体験が気持ち良いけど装着感が気持ちよく無いのである

人はアハ体験を求める、その刺さるアハ体験を生み出す事が一番難しい
でも原則は本能、カワウソが石でジャグリングをしたり、犬がじゃれ合うのはそれが気持ち良いから、人も同じ

第四原則 ーまず自分の城壁を築くー

個人の城壁とはスキルだったり貯金だったり
貯金は余裕のある思考を持たせるのに助ける、半年仕事をしないでも生きていけるという余裕は最強の城壁とも言える
その貯金はスキルによって生まれる

何のスキルなら儲けれますか?と言う話で言えば、浪費をしなければバイトでも城壁は出来る、重要なのは出費を抑える事
割れた桶に水が溜まらないのと同じ、桶がしっかりしてれば小雨でも水は溜まる

第五原則 ー個性と向き合うー

「俺はあいつらとはちげぇ!」と個性むんむんにして意気込んでも、状況にハマってなければ意味が無い、重要なのは自分の個性がどこにハマるかを探す事
現代社会で安定を目指そうとすることが本当に正解か、逆に言えば
自由を目指す姿が本当に正解か?

こんなものは人によるのでどっかの本の受け売りみたく
「いいなりが辛いから自由になる!」
「会社にいて給与を貰う事こそ正解だから今が正解だ」
なんてのは、その人の家庭や過程と状況による
そしてそんなものが簡単に自己判断出来るなら誰も苦労はしない

重要なのは状況に対して自分の個性が出せているか特性を活かせているか
状況によっては単純労働に適正がある人もいるだろうし
滅茶苦茶精密な事をする事に適正がある人もいるだろう

なんかカッコいいからって理由でそこを目指してもハマらなければ結局カッコよくないのだ、名より実

スーツだってぴったりオーダーしたものの方がかっこいい
身に合った服があるなら、それに合う仕事もあるのだろう
それを探すのも大事な目的

第六原則 ーチームと孤独ー

別に一人でいる事を問題視している訳ではないし、皆で協力してやるべきだよなんて甘えた考えを強制してもよくない、一人でやるという覚悟もとても大事だし、強い人だと思う。

大事なのは一人でやるという覚悟を持った人が集まった時の威力であり
ここからの時代、誰かにやってほしいと思っている人が集まっても大した威力にはならない
組織において重要なのはリーダーシップだが、大衆の依存や弱さはカリスマから力を奪う

そうやって大きい組織は少しずつ弱体化する、それも道理

孤独の中で自分の考えを見つけようとすることはとても大事だ
対話の中で相手の意見に対して違う視点の意見を言えるようになり
その違う視点の意見すら取り込める器量と寛容を持つために、孤独は良い薬になる、苦いけど


自分が30歳になる前に気づいた事の原則まとめ
とりあえず指が疲れたので前編、後編に続きます



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