「ドラえもん=希望」なら

はじめに

ドラえもんδの定義・開発 ⇄ ドラえもんの本質の思考 → ドラえもんβの開発
のプロセスで、誰もが納得するドラえもんβの実現を目指しています。

ドラえもんδは、過去記事で定義しています。

これまで、ドラえもんは、人間にとっての希望であると強く考えていることを記してきました。

この度、そもそも、希望とは何か?掘り下げる必要があると感じ、本を選書していたところ、『希望のつくり方; 玄田有史 著』の存在を知りました。

玄田さんは東京大学の教授として、希望学を研究される先生です。
震災や戦争から立ち上がってきた岩手県釜石市などでのアンケート調査などから、希望とは何かを考えてきた希望学の第一人者のようです。

「ドラえもん=希望」と仮定するならば、「希望のつくり方がわかれば、ドラえもんの作り方のヒントにもなるだろう💡」そう考えて、読みました。

本記事では、今回の読書で得た知見や気づきをまとめます。

希望とは?

本書は、希望の定義から始まります。

希望は、四本の柱から成ると、著者は言います。
それは、「気持ち」「何か」「実現」「行動」です。

さらに、希望には、個人の希望と社会の希望があるとしています。

まず、個人の希望とは、「行動によって何かを実現しようとする気持ち」だとしています。

次に、社会の希望には、「お互いに」が追加されて、「お互いに共有する何かを一緒に行動して実現しようとすること」とされていました。

「ドラえもん=希望」であるなら、これら希望の定義からドラえもんを紐解いていくと、ドラえもんとは一体何であると言えるのでしょうか?

希望の定義にドラえもんを重ねてみる

ドラえもん=希望と仮定して、

個人の希望の定義に、ドラえもんを重ねてみます。
ドラえもんとは、「ひみつ道具を使ったり、会話したりすること等(行動)を通して、人間ののび太(何か)を幸せにしよう(実現)とする気持ち(気持ち)」と言い換えることができそうです。
ドラえもん視点の気持ちが浮き出てきました。

次に、社会の希望の定義に、ドラえもんを重ねてみます。
人間ののび太とロボットのドラえもんがお互いに共有する何かを一緒に行動して実現しようとすること」と言い換えることができました。
ここで、「共有する何か」が時間や空間なのか?「実現しようとすること」が、のび太としずかちゃんとの結婚なのか、それ以外の幸せなのか?などは、考えていません。
具体的なことは決定できていませんが、ドラえもんを社会的に成立させるには、ドラえもん視点の気持ちだけでなく、人間ののび太たちが、ロボットのドラえもんとお互いに「行動」によって「何か」を「実現」しようとする「気持ち」が重要になりそうです。

希望から考えたドラえもんの要素

希望とは、「(お互いに)行動によって、何かを実現しようとする気持ち」とされていました。

ドラえもんが希望の塊であるなら、ドラえもんは、「気持ち」「何か」「実現」「行動」ができることが、まず重要であるように思います。

そして、社会的にドラえもんを成立させ、希望を伝播させるには、ドラえもん視点の気持ちを作るだけでなく、人間ののび太たちもロボットのドラえもんと、互いに行動によって何かを成し遂げようとする気持ちが必要になりそうです。

気持ちは目に見えるものではありません。
青くて丸みを帯びたフォルムも大事かもしれないけれど、目に見えないものが、ドラえもんの重要な要素なのではないかと改めて考えました。

さいごに

ドラえもんのアンテナを張りながら、『希望のつくり方; 玄田有史 著』を読みました。

ドラえもんは、希望そのものと考え、ドラえもんとは何か?改めて考えました。

今回は一般的な人間の希望からドラえもんやドラえもんと人間の関係を考えましたが、さらに具体化するために、今後は、自分自身にとっての希望を考えてみることで、ドラえもん像が深まりそうだと感じています。

さて、今回の記事は以上です。

いつもドラえもん実現に向けた当記事をお読みいただきありがとうございます。

まだまだドラえもんの実現には程遠く、生きているうちにβ版も完成できるかわかりませんが、少なくとも次世代を担う子どもたちがドラえもんを完成してくれることを願って、「希望」を持ち、考え続けます。

引き続き、応援、コメントなど、よろしくお願いします!

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