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【書評】米国会社 四季報 【必須本】

こんにちは
経済的自由を目指すサラリーマンこと、MMLです!!!

日本でFIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指す方の間で
恐らく最も人気のある株式市場の米国株!!

既に米国株投資を行っている人も、興味があっても中々始められない人へ
米国株の魅力と難しさ、そして私が米国投資で一番使える情報源と考る
”米国会社 四季報”の本を紹介します


そもそも、なぜ米国株が人気があるのか?

FIREを目指す多くの方は米国株式市場に対して投資を行っています
それには日本株式には無い様々なメリットと特徴があるからです

一方で、距離が離れ、言語が異なり、時差がある市場への投資のため
日本株式市場とは異なる難しさがあるのも事実です

一方で、難しさはあるものの、そこをクリアさえすればメリット、リスクの低さなど多くのメリットがあるもの事実です
それぞれ見ていきましょう


①日本株に比べて長期で市場が成長しているから

下記は米国株の優良株で構成されるS&P500の指標と日経TOPIXについて
1990年から比較したグラフです

これを見ても分かるように、途中で経済不況の時期はあるものの、
ここ30年は米国株式市場は成長していることが分かります

一方で日本株式の指標であるTOPIXはこの30年殆ど伸びていません
(最近の株高が反映されていないので少し厳しめですが)

なぜ、日本と米国でこのような差があるかについては、
本やYouTubeで調べて頂きたいのですが、日本経済、日本企業の衰退が
主因です

良く言う”日本オワコン”ってことですね
実績として日本株よりも米国株に投資した方が合理的であるということです

210522_米国、日本チャート比較


②日本株に比べて配当性が高いこと

一般的に米国企業は日本企業に比べると株主への還元を非常に重要視
しているため、多くの企業が利益を株主に還元する配当金を多く出します

そのため連続増配企業や配当率が高い企業が米国には非常に多いです
低配当率が多い日本企業に投資するよりも、高配当企業が多い米国企業に
投資をした方が投資効率は良いです

個別企業(銘柄)に投資すると予想外の株価下落などの懸念がありますが、
米国株式市場では高配当銘柄をまとめて一つの銘柄とするETFなどがあり、
高配当銘柄で構成されたETFを購入すると個別銘柄で起きる下落リスクを
回避することができます

このようなETF情報も”米国会社 四季報”に情報があります


③米国がイノベーションを起こす国であること

GAFAM(Google/Amazon/Facebook/Apple/Microsoft)に代表されるように
米国は現在の市場の多くの分野で世界を支配しており、これらIT大企業の規模は現在でも伸び続けています

シリコンバレーなどのイノベーションが起きる文化や環境が
これらの企業を輩出してきており、中国が台頭してきていますが
今後もイノベーションを起こす企業が出て来ると考えられます

下記は世界の企業時価総額ランキング情報(ソース:楽天証券)です
見て分かるように殆どが米国株式市場に上場する企業です

米国企業に注目して将来のGAFAMを見つけ出し、早期に投資をしておけば
数年で億り人になることも夢ではありません

更に、台頭する中国企業の多くも米国で株式上場する傾向があるため、
(例:アリババ)中国企業への投資も米国を介して行うこともできます

210522_世界時価総額ランキング


米国株の難しいところ

そんないい事だらけの米国株式ですが、初心者がいざ米国株投資を
行おうとすると、日本語の情報が少なかったり、
分からないことが多いのが事実です

有用でタイムリーな投資情報の多くは英語Newsになるため
英語スキルが低いと投資情報が少なくなることが問題としてあります

”日本語で米国株の情報をまとめて入手したい!!”
”有名な米国企業以外に、今後伸びる企業を知りたい!!”
”個別企業だけでなく、セクター(業種)やETF情報を知りたい”

という方に、信頼できる情報で、且つ最新の情報を入手できるのが
おなじみ四季報を発行する東洋経済の”米国会社 四季報”です!!!

東洋経済の”米国会社 四季報”年2回出版されますので、
毎度購入して注目企業やセクターの動向を定期的に確認できます

また、巻頭には様々な特集が組まれており、
日本ではあまり知られていないけど米国市場では注目されている企業を知ることが出来ます

10年前はこのような米国株に関するまとまった情報源はネット以外になく、中々投資判断ができませんでした
昨今の米国株人気の過熱によりこのような本が出版されるようになりました

最近の米国株式市場ですが、アフター・コロナの時代に突入し始めており、
長期金利の上昇により、これまで株価が高騰していたIT関連株が下がりはじめ、代わりにコロナ中は低迷していたコモディティ関連や消費関連銘柄の株価が上がって来ています

このような変化も個別銘柄の分析では中々難しいので、定期的に”米国会社 四季報”を購入しながら中長期的な投資戦略を考えていく必要があります




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