「涙の女王」で韓国語の文法を振り返り(前編)
前に「涙の女王で韓国語初級を振り返る」という例文動画を作りましたが、初級には出てこない、ちょと難しい文法についても動画を作りました。こちらも、ドラマの名シーンなどを思い浮かべながら、復習できるように作ってます。
いつものように気に入ってるセリフを幾つかピックアップしますが、ネタバレありますので、未見の方はご注意ください。
離婚してからヒョヌが一人で暮らしているマンションに、ヘインが初めて来たシーンでのセリフです。最初のうちは「離婚後、どこに住んでたか気になっていた」と言ってたのに、すぐ遠慮のない皮肉が飛び交うところが、二人の親密さが回復してることを示していてユーモラスです。ちなみに、次のエピソード13では、こんなセリフも出てきます。
ヒョヌが初めてヘインをマンションに連れてきたときに言ってた「신축이라 거기다 풀 옵션이고…(新築だし 家具も家電も付いてる)」を、エピソード13のホン家の家族会議でヘインが「뭣보다 건물이 신축인 데다 풀 옵션이에요(新築で家電と家具付き)」と同じ言い方をしてるのも面白いです。この脚本家の方は、全体的にそういう面白さを埋め込んでますね。
これも、ほのぼのしていいシーンで、この報告を受けたヘインの父が「うちの法務理事なのに 接触したのは猫1匹」とぼやくところまで含めて最高です。ちなみに、この猫(エオン)は物語の後半にも再び出てきますが、こちらのシーンは、かなりシリアス。
最後、家族総出でサングラスして倉庫に潜入捜査するシーンですが、コメディを通り越してコントでしたね。
文法編は、もしかしたらボリュームが多いので前編・中編・後編の三部作になるかもしれません。
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