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【ことわざ】牛にひかれて善光寺参り

「牛にひかれて善光寺参り」

思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。


私は好きなことわざを聞かれた時には、このことわざと答えると決めている。このことわざに惹かれたのは高校生のときで、思いがけない出会いって確かに、自分で自ら進んで行くようなとこではなかなか起こりえないのかも…なんて思う。

自分で行くようなとこには知った顔ばかりだけど、他の人の連れていってくれるところは他の人の知った世界。私が今まで無意識に避けていたものに容易に出会える。

それに牛にひかれて善光寺参り、という言葉ごと好き。私だったら「まんじゅうにひかれて善光寺参り」といったところか…ちょっと抜けてる感じがたまらない。

牛にひかれて善光寺参りのミソは、「他人の誘いで」という所。他人に誘われ、なんとなく行く気になれなくても行ってこそ、このことわざは成立するというのだ。

私はここ半年、「誘われたら時間を作って行く」ことをしてきて、どれだけ気の乗らない誘いも一度は行ってみることにした。

行かなきゃ良かった!と思うこともあれど、それもいい話のネタだし、その子と二度と会うことをしなければいいだけだから、勉強になる。お金がかかっても、勉強代の程度で済む。

つまり、気の乗らない誘いに乗って後悔したことは、ハッキリ言ってこの半年ないということ。よい方へは確実に導かれていると思うの…

牛にひかれて善光寺参り、実践するような余裕のあるお方は思いがけぬ出会いに巡りあえるかも。

牛でなくとも、あなたらしいものに惹かれて出向いてみてよ!

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