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日記 美術館

とても久しぶりに地元の美術館へ足を運んだ。
暑い日だった。小さい頃に賑わっていたように思う敷地内の水辺も、今日は誰もいない。
美術館へ自発的にいこうと思ったのは初めてだった。ふと、視覚的に刺激を受けたいと思ったから。

これまでなら、タイトルを見て何が描いてあるのか知ってから額縁に目を向けていた。けれど今回は先に絵や建造物(?)を見てから説明書きを読むことにして、情報に囚われず鑑賞してみる。
私の今の心が動くものも、あまり動かないものもある。作者はさまざまだから、見る人もさまざまで…
私は赤に惹かれ、水を見るのが心地よかったし、黒にはいろんな種類があって、ワクワクが伝わるものを見るのが好きだった。
3、4人くらいしか入場者がいない中で、静かな空間を感じながら歩いて回った。

長いこと、美術館は造詣が深い人が楽しめるんじゃないかと思っていた。私にはなんの素地もない。でも、ただ見に行きたいと思い、足を運んでみると、自分と対話することになった…それを望んでいたんだろうか。

心を作品に、のせることはできるんだなぁという思いが浮かんだ。考えじゃなくて、何かを意味しているじゃなくて、その人の情熱?を。美的でも美的じゃなくても。でもやっぱり美の方に寄っていくのかな。

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