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[詩]見え隠れする青春


広く長い道を
走り続ける
道端の木々が
とんでとんでとんでゆく

呼んでいるのは誰

また走って走って
飛び過ぎる木々を見てる

知っているんだ
木の後ろに
決して明かされない秘密があることを
凝視しないために生まれる秘密

ああ
どこへも到着したくない
遠くの野に立つ砂煙
声は届かずとも見えているよ

瞬きの間の景色が
静止画になって胸に舞い込む
駆け抜ける
たまる
静止画はひらひらと

荒削りのエンピツで
写しとるうちに
様変わりするんだ
どうか
どうか手にとらせておくれ

走り終われば
息を吹き返し
たまった画をもてあます


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詩を書きました。久しぶりだなー

もう書くこと、言葉がなくなったと感じてお休みしましたが。

子育てでずっと子どもと一緒にいるなかで、精神的に1人になる時間がなくなっていたから、詩を書かなくなっていたのかもしれない。先日、車の後部座席で揺られながら、ふと外へ目をうつしたとき、自分は自分と向き合う時間がなかったんだなと思いました。久しぶりの感覚だったもの。

また、書きたいときに、書こう。自分のために書くでしょう。今までと同じようにいくかは分からないけれど、ああやって言葉を書く最中、とても気持ちがよかった。



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