他人と縁を結ぶということ:養子縁組―里親システム
11/9(水):養子縁組②
先週の投稿では、私の養子縁組についての思いをつらつらと吐露させて頂きましたが、今日は日本の「里親」「養子縁組」のシステムについて書いていきたいと思います。
このシステムについて考えたこともない人が、知るきっかけになってくれたら…
知っているけど自分とは関係のないことだと思っている人が少し身近に感じてもらえたら…
考えてはいたけど、何となくムリだと思っていた方のハードルが下がれば…
そして何より私自身の頭の整理になれば…
なんてことを目論んでいます。
良ければご一読ください。
―里親とは―
いろいろな事情により生みの親と暮らすことが困難な子どもを自分の家庭に迎え入れ、養育する人のこと
―里親の種類―
「養育里親」
家族と暮らせない子どもを一定期間家庭に迎え、養育する里親
「専門里親」
養育里親のうち、虐待、非行、障害など専門的支援が必要な子どもを養育する里親
「養子縁組」
子どもと養子縁組をすることを希望すら里親
「親族里親」
実親の死亡などにより養育できない子どもを親族が養育する里親
(その他、限定的な里親として…)
・「季節里親」:施設入所中、帰省できない児童を、夏季、冬季の数日間家庭に迎える里親
・「週末里親」:施設入所中の児童を定期的に家庭に迎える里親
―里親・養子縁組:制度としての違い―
同じように里親研修を受けますが、制度として里親と養子縁組は違います。
「里親制度」
虐待や経済的事情などにより生みの親と暮らせない子どもを家庭で預かる制度。
子どもの為にある福祉サービス(社会的養護)
親権は基本的に実親
「養子縁組」
家庭裁判所への申し立てを行い、法的に親子(養子)関係を結ぶもの
「特別養子縁組」と「普通養子縁組」の2種がある。
親権は養親(普通養子縁組の場合実親にもある)
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