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(2010年代)潮目が変わった時期

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2011年のamputeeキャバレー「切断女の夜」、2014年の乙武洋匡氏の「欠損萌えはアリ」発言のあたりから、潮目が変わり出したような気がする。
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乙武さんが欠損フェチを理解してくれた

乙武さんが欠損フェチを理解してくれた

2011年7月、片山真理さん達により「切断女の夜」というイベントが開催され、身体の欠損や義手・義足を魅力的なものとして見るという流れが確立していく萌芽になったのではないだろうか。

「不謹慎ですが、魅力的な義足ですね」と出演者にコメントを送ると「何がどう不謹慎なんですか?魅力的なら魅力的だと言ってください」と返された。

いよいよ、堂々と「義手や義足は魅力的」と言える時代が来たのだ。

この流れは

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欠損フェチはミロのヴィーナスをどう思ってた?

欠損フェチはミロのヴィーナスをどう思ってた?

両腕が無いと言えば「ミロのヴィーナス」であるが、欠損フェチとしてこれをどう思っていたか、という話。

確かに、子供の頃から「ミロのヴィーナス」という両腕のない石像があるという事は知っていた。

ただ、その時点では「壊れてるんだから仕方ない」ぐらいにしか思っていなかった。

しかし、インターネットが発達して以降、ミロのヴィーナスが「両腕が無いからこそ美しい」という見方があるということを知った。
それ

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