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自分の身体のために

3日連続で、朝起きられない。めまいと軽い頭痛がする。
目が覚めても、めまいと頭痛で起き上がることができず、必死に会社携帯を取りに行って、在宅の一報だけ入れて、すぐに布団に倒れ込む。
2~3時間経てばかなりマシになり、午後から業務を開始する。みなし勤務になるため、午前中に横になっていることは厳密には問題ではない。ただ、何日も続くとさすがに悪い気もしてくるので、4日目は思い切って有給を消化することにした。

めまいと頭痛は、この季節特有の低気圧によるものだと思っていたが、これまでの人生で低気圧・片頭痛に悩まされたことはあまりない。では歳によるものなのか? とも思っていたが、ふと冷静になって、これはホルモンバランスの乱れによるものだなと気が付いた。

低用量ピルを飲むようになってから、ひどく重かった生理痛はほとんどと言っていいほどなくなり、出血量も少なくなった。
ただ最近、飲み忘れがあったり、一定の時間に飲めていなかったり、適切に服用していたとは言えず、実際に不正出血が続いている。
気になって調べたところ、やはりきちんと服用できていないとホルモンバランスが乱れ、不正出血に繋がるそうだ。
そして事例としてあがっていたわけではないけれど、不正出血がみられたあたりで朝のめまい・頭痛に悩まされるようになり、生理周期などを記録できるアプリには日々の体調記録欄に「めまい」「頭痛」の項目があったことからも、低用量ピルの適切ではない服用による症状なのかなと想像ができた。

ただ、まだまだ低用量ピルの話が伝わる人は周囲に少ない。服用している友人はいても、副作用の話まではしたことがない。ましてや、会社の人にわざわざ「低用量ピルの関係でホルモンバランスが乱れてまして~」と話すのもはばかられる。

今の私にできることは、低用量ピルを適切に服用するように生活リズムを見直すこと、貧血は関係ないかもしれないけど鉄分補給は意識的にすること、だらだらと仕事をするのではなくて休めるときにちゃんと休んでおくこと、こんなもんだろうか。
不正出血のせいか、下腹部も少し痛みを感じるので、なるべく常温の飲み物を飲んで、お腹を冷やさないようにしておこう。
(写真はクスコで飲んだレモネード。風邪を引いていた身体にとても染みた)

低用量ピルを服用する前の私は、毎度の生理にとても悩まされていた。毎月、下腹部と腰の痛みがひどく、夜も安心して眠れず、昼間はぼーっとしがちだった。社会人になってから、この生理によって日々のパフォーマンスも落ち、気分の落ち込みにもつながり、仕事だけではなく私生活にも大きな影響を与えていることに気が付いた。
だから、自分の身体を見つめ直し、低用量ピルの服用を決めた。その結果、以前の悩みは嘘みたいに吹っ飛んでいった。
今は、自分が不適切な服用をしてしまったために招いた不正出血とホルモンバランスの乱れに苦しんでいるけれど、改めて私自身で自分の身体を気にかけたいと思う。

自分の身体を大切にしていきたい。まずは心から。明日はいい一日になりますように。