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お久しぶりです!

ちなー正面


こんにちは!
沖縄本島最南端、糸満市の沖縄そば屋さん『茶処真壁ちなー』です。
今年初めてのnoteです。
3月に入ったことですし、気持ちも新たにあれこれ綴っていこうと思います。

去年の休業明けに何か新しいメニューをということで、今まで当店にありそうで無かった、何故か頑なに拒み続け、それでもずっと頭の隅にあったんだけど中々手を出せずにいたアレを、思い切って登場させました。

軟骨ソーキそば

軟骨ソーキそばです。

「ソーキそばとは違うの?」「今までのそばは何?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。お客様にも聞かれることあります。そういえば今日も聞かれました。

『ソーキそば』という名前が有名になってしまってそれが総称のようになっていますが、実はソーキとは骨つきのあばら肉(スペアリブ)の事なんです。
ソーキが乗っているから『ソーキそば』。野菜が乗っていれば『野菜そば』、テビチ(豚足)が乗っていれば『テビチそば』です。

本当の総称は『そば』または『沖縄そば』です。
ウチナーグチなら『すば』です。
そしてトッピングされるのはソーキよりは三枚肉な事が多いです。

沖縄そば(ちなー版)

お店によって細かいトッピングは違いますが、大体こんな感じです。

そしてソーキにも『本ソーキ』と『軟骨ソーキ』があります。
『本ソーキ』はまさに骨つきあばら肉。固い大きな骨が付いています。お肉を食べた後の骨を入れる小皿が付いてくるお店もあります。
『軟骨ソーキ』は同じあばら肉ですが、骨ではなく軟骨の部分の肉です。長時間煮込むので、軟骨もトロトロに柔らかくなって食べることが出来ます。

そんなソーキそばを当店で出していなかった理由ー

すみません、単純に母の好みじゃ無かったからです。

そんな母を納得させた当店の軟骨ソーキ。
しっかり脂を取りあっさりと、でもじっくり煮込んで軟骨はトロトロに仕上げました。
今、元々あった三枚肉のそばよりも人気が出てしまって、もっと早くに出していれば良かったなあと思う今日この頃です。

自信作です。ぜひ一度、ご賞味くださいませ。


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