クバオージ作り挑戦してます
こんにちは!沖縄本島最南端、糸満市真壁で沖縄そばと沖縄料理のお店をしている『茶処 真壁ちなー』です。
皆さんはクバオージってご存知ですか?
クバ(ビロウ)というヤシの葉で作った扇です。
昔から沖縄で使われていて、仰ぐととても優しい風なのです。
当店でも廊下のカゴにいくつも入れていて、自由に使っていただいています。これはお店を始めて間もない時に庭のクバで作ったんですが、さすがにくたびれてきました。
ちょうど植木屋さんに庭中の木々の剪定をお願いしていたので、形のいい葉を処分せずに取っておいて貰いました。
すぐそばにある大きなマンゴーの木と葉っぱ同士が当たってしまうので、きれいなままの葉っぱは少なかったようです。
分厚くて固い葉なので切るだけでかなり力が要ります。
この後洗って汚れを落とし、しっかり伸ばして(それもまた重労働)重しを載せてじっくりと乾燥させます。
本当は板などを載せてまっすぐ平らになるようにしてから重しをするんですが、この辺ですっかり疲れて
「何故クバオージを作ろうなんて思ったんだろう」
と後悔し始めています笑
適当な板が見つからなかったので上からどんどん土の入った袋を重ねてなんとかまっすぐに乾いてくれ~と祈りつつ終了しました。
完全に乾くまでどのくらいかかるかな?
実は今使っているクバオージもきれいにまっすぐにはならず波打ってるような物がいくつか混ざっています。
あの頃もきっと途中で力尽きたんだろうなあ。
せめて一つは使えるクバオージが出来ていますように。
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