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『刑事コロンボ』鑑賞記録 第34話「仮面の男」(ネタバレ)

最近、『刑事コロンボ』(吹替え版)を見直しているので、作品を見てどんなことを思ったか記録しておこうと思います。
今回は「仮面の男」です。

※以下、作品の結末や物語の核心について触れた記述があります。ご注意ください。



『刑事コロンボ』の「仮面の男」というエピソードを見た。吹替え版である。

経営コンサルタントのネルソンは、自身を脅してきた男を追い剥ぎの仕業に見せかけて殺害。コロンボは捜査に乗り出すが、CIAが圧力をかけてきて・・・。

犯行の動機や、犯人が何者なのかということが物語が進むまでなかなか分からないという、コロンボの中では変わった展開の作品。
全体的に、シリアスな展開が特徴で、コロンボのコミカルな雰囲気は今作においては少し抑え気味になっている。これには、今作の演出兼ゲストスターのパトリック・マクグーハンが大きく関わっていると思う。

また、今回は「もう一つの鍵」に引き続き、レスリー・ニールセンがゲスト出演している。犯人役として、コロンボとの対決を見てみたかった(ドレビン対コロンボ!)。

最後のネルソンとコロンボの会話が意味不明だったので、様々調べてみたのだが、結局断定的なことはよく分からなかった(ネットで考察の記事やコメントはいろいろと見つかった)。
テレビ放映時には、日本中で視聴者の頭に大きなハテナが浮かんだまま番組が終わったことを想像するとちょっと面白い。

(文と絵 マカ・ママレード)

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