『刑事コロンボ』鑑賞記録 第8話「死の方程式」(ネタバレ)
最近、『刑事コロンボ』(吹替え版)を見直しているので、作品を見てどんなことを思ったか記録しておこうと思います。
今回は「死の方程式」です。
※以下、作品の結末や物語の核心について触れた記述があります。ご注意ください。
『刑事コロンボ』の「死の方程式」というエピソードを見た。吹替え版である。
化学工業社長の叔父を事故に見せかけて爆殺したロジャー。捜査にあたったコロンボは不審な点を見つけて・・・。
『刑事コロンボ』シリーズの第8話。
犯人がコロンボを食っているように見えるほど、存在感を感じた。これは演じるロディ・マクドウォールに加えて、吹き替え版の野沢那智の功績がかなり大きいと思う。コロンボには偉そうな人物が犯人としてよく出てくるが、こんな軽薄な人物はあまり出てこないので珍しいイメージ。犯人の狂ったような笑い声で終わるラストもシリーズの中で異彩を放っていて味わい深い。
余談だが、爆殺という手法から、『古畑任三郎』の福山雅治がゲストのエピソードを思い出した。
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