『刑事コロンボ』鑑賞記録 第27話「逆転の構図」(ネタバレ)
最近、『刑事コロンボ』(吹替え版)を見直しているので、作品を見てどんなことを思ったか記録しておこうと思います。
今回は「逆転の構図」です。
※以下、作品の結末や物語の核心について触れた記述があります。ご注意ください。
『刑事コロンボ』の「逆転の構図」というエピソードを見た。吹替え版である。
写真家のガレスコは、妻を殺害して、誘拐事件を偽装する。さらに、刑務所から出所したばかりの男に、罪をなすりつけた。コロンボは捜査に乗り出し、様々な矛盾する点に引っかかりを感じる。
犯人が、誘拐事件を装うために自分の脚を撃つシーンがある。その時の様子が「あいてててて。」という感じで後は普通に足を引きずりながら、歩いたりしているのだが、いくらなんでも拳銃で撃たれたら、そんなに平気ではいられないのでは?とんでもない大けがを負う可能性もあるし、なかなかリスキーな計画だと思う。
ラスト、犯人を罠にかけるシーンは、コロンボがいったんドジを踏んだように見せかけるという他ではあまり見ないユニークなもの。
カメラをきちんと棚の奥の方に置いておく(犯人に「手近なカメラをたまたま手にしたんだ」と言い訳されないようにだろうか)周到さも見事だ。
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