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「カメラ初心者の弟」にすヽめるカメラとは。

夏の暑さが少しずつ落ち着いて、寝苦しい夜から解放されてきた夜。
真っ暗な部屋にLINEの通知音が響き眩しい光が目に入る。

弟からのメッセージでした。

「カメラ買うならちゃんとしたやつ買ったほうがいいよな」

弟からLINEが来るのは虹を見るくらい珍しい。

そんな弟から唐突な内容のメッセージが来て、
どうしたのかと尋ねると友達がカメラを持ちはじめ自分も始めたいとのことでした。

兄が写真が好きでカメラに詳しいことを知って聞いてきたのだろう。
内心恥ずかしいが嬉しいような気持ちになった。

「まさか、弟にカメラや写真について話す機会がくるなんて」
夢にも思いませんでした。

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僕がすヽめたカメラ

皆さんは新しくカメラを買う友達にどうアドバイスしますか?

僕は「何を撮りたいのか?」を重視します。

その理由は撮りたいものやシーンによって必要なカメラが違うから。
詳しくは以前書いたコチラの記事をご覧ください!

ちなみに弟が撮りたいものは「友達、風景、星」とのこと。
さ〜て、このキーワードに適したカメラどんなものがあるのでしょうか?
きっと人によってオススメするカメラに違いがでることでしょう。

これを踏まえて僕がオススメしたカメラそれは...

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見ての通りフィルムカメラです!
弟の撮りたい対象である「星」はちょっと抜きで考えさしてもらいました。
「星」はひとまず必要な時に僕のデジタル一眼を貸し出す予定です。

フィルムをオススメに選んだ理由

大前提に「写真を好きになってほしい」というお兄ちゃんの願いがあります。
写真の楽しさ、尊さ、素晴らしさを感じている僕だからこその想いです。

フィルムは不便です。初心者には難しいと思われやすい。

けれど、その操作のひとつひとつが
自分の「撮りたい」「残したい」を形にしてくれます。

その一手間が思い出をより鮮やかに大切な記憶としてくれます。

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だからこそフィルムをすヽめました。
最初は苦戦していましたが次第に「楽しいな」と笑顔を見せる弟の姿に微笑ましい気持ちに。

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1枚1枚丁寧にシャッターを押す。
その姿にカメラを始めた頃の自分を見ているような錯覚を覚えました。

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無我夢中でカメラを構え
「早く現像したいな、どんな風に写ってるのか楽しみ」と語る弟。
フィルムの醍醐味を身を以て体感していました。

弟のファーストロールを一部紹介

ということでその日のうちに1本撮りきりました。
その中の数枚をご紹介します。ゆっくりご覧ください!

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装填してまず、露出を教えた時の記念すべき1枚目

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植田正治写真美術館から望む大山

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海へ移動

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試行錯誤しながら撮っていました

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知らない間に撮ってた写真

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閑散とする観光地

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妖怪たちを眺めかき氷を食べました

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はじめてにしては上手に撮れてると思いました。
これをきっかけに写真の楽しさを知ってもらえたら嬉しい限りです。

あなたはどんなカメラをオススメしますか?

フィルムに関するバックナンバー

SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている /  出張撮影
写真イベント企画 / 鳥取のPR活動も行なっている。

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「ONE SCENE」というWebサイトで紹介されました


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