機械式カメラの安心感/#218
フィルムカメラは機械式と電子式がある。シャッターを切ったり、AFだったり、AEモードなどが搭載された比較的新しいフィルムカメラの大くはそれを使うために電池が必要になる。そのため電池切れになると写真が撮れなくなるリスクがあるのだ。カメラによっては電池残量が確認できるが、多くの場合はそれが叶わずカメラが沈黙してからそれに気づく羽目になる。
今日の自分がまさにそうだ。
NikonF3のシャッターは電池により切ることができる。電池が無ければ写真は撮れなくなる。今日は友人を撮影する際にシャッターボタンを押しても沈黙したままであった。そうやら電池切れのようで写真が撮れない状況に陥ったのだ。もちろん変えの電池があれば良いのだが交換する間、相手を待たせるなど時間にロスが生じる。
一旦切れた流れや空気は回復に時間がかかる。撮影においては大切な要素であり、可能な限り維持したいもの。そんな時こそ確実に動いてくれるカメラには絶大な信頼がおける。自身にとってそのカメラとはNikonF2。
このカメラは機械式であり露出計以外に電池を必要としない。つまり、壊れないかぎり写真を撮り続けられると言うことだ。だからこそ安心して写真を撮れるし絶大な信頼を寄せている。もちろん電池があることで多くの機能が使えることで撮影の幅が広がる。それを差し置いてでもしっかり撮り続けられるカメラは信頼が厚いものだ。
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