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人物撮影はいいぞ

被写体として、「人物」はいいぞ

はい、いわゆるポートレート撮影とか言われてもいます。厳密にはポートレートと人物撮影は違いますが、根本は同じだと筆者は思います。

しかし個人的に思うのは、

「人撮るのって・・・実は難しい」

と思ってます。

ポートレートらしいポートレート(?)は、計画練って、モデルさんと打ち合わせして、構図決めて、ライティングをしっかりやって、・・・かつフォトグラファーとしてタイミングや狙いを明確にするセンスなど。簡単な様に見えて実はとてつもなく考えて撮っていかなきゃならないと、自分は思ってます。

決して誤解なき様にして欲しいのは、上記は「私」が思っているだけで、もしかしたら違うかもしれません。十人十色と言いますし色んな意見もあるかと思いますので、そう考えている人もいるんだな程度にしておいてください。

と、行っておきながら自分はポートレートよりスナップ的要素の方が「いい顔撮れたなぁ」と思う事が結構あります。

もちろん、狙って撮影できるのであれば万々歳ですが、「自然な笑顔」そんな一瞬から撮れる事が多いと思ってます。記念に撮る写真もいいですし、なんとなく撮ってみたでも結構好きと思える写真は出てくるもんです。

考えることは多いですが、思い返してみて難しいからこそ上手くいった時、最高に楽しくなるのが「人物撮影」と思いました。


筆者が思う「人物撮影のコツ」

①目にピントを最優先(顔に合わせるのを基礎として順位は目)

②アイキャッチ(目の中に光が入っている事)

③女性はちょい斜め上から見下ろす様に撮る(その角度が一番美しく撮れます)

④イメージ通り撮れなかろうとたくさん撮ろう(失敗も勉強です)

以上をちょっとだけ意識する事で作品に近づけられると思います。


では作例を見ていってください。

画像1

スタジオ(この時は古民家)での撮影。ストロボは使用していないです。上手く光が窓から入ってきてレフで当てて顔を起こしました。

(EOS6DMark2 EF35mm1.4L)


画像2

街角スナップ要素が強いですが、これも人物撮影です。フィルムカメラで撮影。丁度西日になる寸前で自然な色味を拾えたと思います。

(FUJIFILM クラッセW・kodak ウルトラマックス400)


画像3

スタジオスペースでの撮影、これもフィルムです。フラッシュなし、レフも無し。窓から入る日の光箇所に顔を持ってきた瞬間です。眩しかったと思います、ごめんなさい。

(OLYMPUS M-1  M-SYSTEM 50mm1.8・kodak ポートラ400)


画像4

若干ピント合ってません、ある意味悪い例です。人物撮影において基本は「目にピントが来て、アイキャッチが入っている事」なので全然できてませんが、この雰囲気が好きなのです。

(SONY α100 レンズは忘れました、多分セットレンズ)


画像5

いわゆるコスプレですがこれも人物撮影。スタジオ、LED灯あり、フラッシュなし

この時は他の人の撮影中に邪魔しない程度に後ろからシュート。(なので影が若干あります)白ホリと呼ばれる背景から床までオール白のスタジオです。

(FUJIFILM X-T1 XF18-135mm3.5-5.6)


画像6

相当後ろから撮った記憶があります。コンパクトデジカメでした。少し頭を切っての撮影もなんか雰囲気出て好きです。確かそう言う撮影の方法名があった様な気がしましたが失念してます、すみません。

(FUJIFILM S9000)


画像7

カメラが主役ですが引けを取らない様に人物を撮るのも腕の見せ所です。敢えて目を切る事で見る人に想像させる事が出来る様になります。背景を強めにぼかして際立たせるのも人物撮影においては基本になりやすいです。

(FUJIFIL X-E3 XF35mm1.4R)


画像8

これはスナップと言った方がいいかもしれません。ふつーのなんて事ない写真ですが、この当たり前が時間経つといいなと思える様になってきます(多分)

(フォクトレンダー ベッサーT 35mm1.8・kodak TXY400)

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