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企業内研修のつくりかたやり方考え方⑬

実施する側から見た研修の「難易度」

実施する側から見たとき、実はこの「聴く」ことをテーマにした研修は難易度の高い研修と言えます。「聴く」ということはみんな大事なことはわかっているし、自分は聴いている「つもり」だからです。役職が上になればなるほど、キャリアが長ければ長いほど「そんなことわかっている」「やっている」と思っているので右から左に流してしまう。まだ参加者が知らない、新しい知識を教える研修は難易度は低いです。参加者は初めて聞く内容ですから、白い布にインクを垂らすがごとく、すぐ浸透しますし広がります。ですからそこを「つもりでしかなかったかも」と気づかせることがまずスタートになります。スタートできると、やるべきことが至極簡単であるし、結果もイメージしやすいのであとは加速度的に学習します。

写真は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。素敵な写真です。ありがとうございます。

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