誰かの特別

最近読んだマンガが連続して「誰かの特別になりたくて苦しむ」というストーリーで、読んでて苦しくなった。

家族からの愛が不十分というか、親からしたら愛を注いでいるつもりだけど、子にとってそれが愛と受け取れるかどうかはわからない。そんな模様を第三者の目線から見て考えさせられた。

読んで苦しかったのは、私も誰かの特別になったことがない気がしていて、特別になりたい願望があるからかなあ。親から愛してもらって育てられたと理解はしているし、友だちにも恵まれているのに。

この穴を埋めるために、たぶん私は推し活してる。
ファンに平等に笑顔を見せてくれる姿が好きで、
スパチャ投げて名前呼びしてもらうとか、グッズ積むとか、やってます。
推しへの愛の示し方のひとつがお金だから、ゲスいけど単純でありがたい。
グッズという形で愛が形になる気もするし。
どこかで愛はお金で買えると思ってる自分がいるのが、もう終わってる。
本物の愛は買えません。
お金で特別は手に入りません。

凝り固まった私の思考が、いつか解けるといいな。



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