#5 書写 家賃は給料の3分の1?
タイトル:給料に対する家賃の目安は何割?手取り収入からシミュレーション!
文字数 2825文字
書写時間 75分0秒
書写引用元:https://www.kousha-chintai.com/blog/knowledge/rent-indication-net-income.php
以下書写
こんにちは!神奈川県住宅供給公社の〇〇です。
新生活を始めるにあたって家を探す際、給料に対する家賃の目安がわからず悩むことがあるかもしれませんね。
「家賃の相場は給料の3分の1って聞いたけど、どうして?」
「家賃は給料の手取り収入のいくらぐらいに収めるべき?」などの疑問を抱いてはいませんか?」
今回は、一般的によく言われる家賃の目安「手取り収入の3分の1」の理由や、手取り収入と家賃の相場についてお話していきます。
家賃の目安は給料の手取り収入の何割?その理由は?
家賃の目安は「給料の手取り収入の3分の1の割合」と、一般的によく言われます。
まず気を付けておきたいのが「手取り収入」についてです。
給料で実際に自分が使えるお金は「総支給額」から社会保険料や住民税、厚生年金保険、所得税の源泉徴収額などを差し引いた「手取り収入」です。
総支給額が20万円あっても、手取り収入は一般的にその80~85%の16万円ほどになることがほとんどですので注意しましょう。
さて、本題の「家賃の目安は手取り収入の3分の1」の理由は、極的に言うと「家賃がそれ以上の割合になると、生活費が圧迫されてしまうから」です。
わかりやすいように、一人暮らしにかかる家賃以外の主な出費について見ていきましょう。
項目 平均額
食費 41000円
水道・光熱費 12000円
交通・通信費 18000円
被服費 5000円
家具・家事用具(日用雑貨)
医療費 7000円
合計 88000円
単純に計算して、手取り収入が16万円だとすると、家賃にかけられる上限設定は160000万円-88000円で72000円です。
この計算だと、手取り収入額の3分の1の割合にあたる53000円より多いので、家賃の目安は3分の1よりも多くても良いのではないかと思う人がいるかもしれません。
しかし、表の項目を見てもらうと「貯金」「趣味費」「交際費」「教育費」「車費」「保険」などの項目がないことがわかります。
趣味の読書に本を買えば1冊でも数千円、旅行やドライブはもっとかかるますね。
スキルアップのために資格取得や英会話レッスンを考えているなら「教育費」も必須。
車必須の地域なら、車のローンや駐車場代、自動車保険代もかかります。
ある程度の年齢になれば、冠婚葬祭などの交際費にかかる金額も増えてきます。
突然のアクシデントや将来を見据えて「貯金」することも重要になります。
このようなさまざまな支出を考えると、やはり家賃は手取り額の3分の1、16万円の場合だと53000円程度を目安とするのがいいでしょう。
さらに余裕のある生活をしたり貯金額を増やしたいのであれば、手取り収入額の20~25%に抑える必要があります。
給料の手取り収入額と家賃の目安をシミュレーションしてみよう。
家賃を手取り収入の3分の1に設定した場合、実際の生活費がいくらくらいになるか、平均的な給料で3パターンのシミュレーションしてみよう。
手取り収入16万円の場合
項目 平均額
家賃 53000円
食費 41000円
水道・光熱費 12000円
交通・通信費 18000円
被服費 5000円
家具・家事用品(日用雑貨) 7000円
医療費 7000円
合計141000円
食費は1日あたり1500円なので、自炊を頑張る方向けのプランですね。
家賃を3分の1に抑えると、19000円が余ります。
例えばこの交際費と趣味に7000円ずつ、貯金に5000円などに使うなど、少し余裕がでてきましたね。
手取り収入20万円の場合
項目 平均額
家賃 67000円
食費 50000円
水道・光熱費 12000円
交通・通信費 18000円
被服費 10000円
家具・家事用品(日用雑貨) 7000円
医療費 7000円
合計 171000円
食費、日用雑貨、被服費がアップしていますが、手取り収入が20万円になると家賃を3分の1に抑えても他に使えるお金が29000円と、だいぶ増えますね。
交際費に11000円、趣味に8000円、貯金に10000円というところでしょうか。
休日にショッピングやお友達とのお出かけ、飲み会も月に数回は楽しめそうですね。
手取り収入23万円の場合
項目 平均額
家賃 77000円
食費 55000円
水道・光熱費 12000円
交通・通信費 18000円
被服費 15000円
家具・家事用品(日用雑貨) 8000円
医療費 7000円
合計 192000円
食費、日用雑貨、被服費がアップしていますが、手取り収入が23万円になると家賃を3分の1に抑えても他に使えるお金が38000円と余裕が増えます。
交際費に15000円、趣味に13000円、貯金に10000円という感じで、外食も趣味も一層楽しめそうですね。
「今より少し良いもの」を選択できる余裕も出てきそうです。
給料の手取り収入から家賃の目安を考える時の注意点
住居に関する支出は毎月固定でかかる費用なので、生活に必要なその他の支出額とのバランスをみながら、安定して支払える金額を目安にすることが大切。
そのために知っておきたい、家賃の目安を考えるポイントや注意点についてご紹介します。
家賃は手取り収入の3分の1以下でも良い
シミュレーションをみて、家賃以外の項目の金額は多いと思いましたか?
項目によっては「ちょっと足りないな」というところもあったでしょう。
賃貸の情報は数えきれないほどあるため、家賃は手取り収入の3分の1程度で設定しておくと部屋探しのひとつの目安となり、候補を絞り込みやすくなります。
ただし、絶対に3分の1でなければならない、ということもありません。
自分自身で毎月の生活にいくらかかるか検討をつけてみて、趣味や貯金にもっとお金を回したいということであれば、家賃は3分の1以下でもいいのです。
家賃が安い物件を見つけるコツは、賃貸住宅を探す条件のうち、自分の優先順位がそれほど高くないポイントを見極めて広げてみること。
駅から遠い物件や、乗り入れている路線が少ない駅周辺の物件、築年数が古い物件などは、比較的安い場合もあります。
また、団地から探してみるのも選択肢のひとつ。
団地は礼金や仲介手数料、更新手数料が不要で初期費用が安く、家賃を一般的な物件よりも安い場合が多いです。
逆に、都心部では手取り収入の3分の1ではなかなか良い部屋が見つからないこともあります。
家賃が3分の1を超えてしまっても、通勤や通学に便利な方が助かるという場合もあるでしょう。
そんな方は、自炊を頑張ったり、服や化粧品はプチプラなものを選んだりと、生活のコストを下げていくという方法もあります。
以下 時間切れ
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