見出し画像

#14 書写 学生時代に言われるがままに生命保険加入。解約して投資に回した方がいい?

タイトル:学生時代の先輩から言われるがまま生命保険に加入しました。このまま加入していたほうがいいのか、解約して投資に回したほうがいいですか?
文字数 1157文字
書写時間 33分 0秒 
書写引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1e105c83e9a74b746cf4fac2b401228a2b6496

以下書写 

生命保険は、万が一の事態が発生したときに備えて加入するものです。したがって、十分な検討なしに容易に解約するのは、リスクへの備えができないことだけではなく、大きな損失につながる可能性があります。

保険解約したときに戻ってくる「解約返戻金」について

生命保険のなかには、解約するとそれまで支払ってきた保険料の一部が契約者に払い戻される「解約返戻金」が発生する契約があります。

これは、解約したときに、今まで払い込んだ保険料総額から、生命保険会社の運営費用などを差し引いた金額から支払われるものです。したがって、通常は今まで払い込んだ保険総額よりも少ない金額になります。

しかし、終身保険や養老保険、学資保険などのように保険期間が長く貯蓄性の高い保険は、解約返戻金はありますが、解約返戻金のない「掛け捨て型」の保険もあります。

また、近年では、保険料を安くするために保険料の払込期間中に解約するなどの条件によっては、解約返戻金が低く設定されている「低解約返戻金型」という商品もあります。この商品だと、保険料の払込期間中に解約すると払込保険料総額よりも解約返戻金が少なく、かなり損をしてしまいます。

したがって、保険を解約する場合には、ご自身の保険がどのタイプで、どのくらい解約返戻金を受け取ることができそうなのかを保険会社に確認することが重要です。

解約した場合の留意点

保険を解約した場合の主な2つの留意点について、以下で確認してみます。

(1)再契約

目先の解約返戻金ほしさに解約してしまうと、同じ条件で再契約することができなくなることにも留意が必要です。通常、保険料は加入時の年齢によって決まりますので、同じ保障内容の保険であれば、加入年齢が高くなればなるほど、保険料が割高になってしまいます。

また、加入後に病気にかかったり、通院していたりすると保険への加入自体ができなくなる可能性もありますので、留意が必要です。

(2)保障の空白期間が生じる

解約してしまうと、新しい保険に加入するまで、保証がまったくない空白期間が生じます。特に、被保険者が世帯主で、お子さんがいらっしゃる場合には、死亡保障がゼロになる期間が発生し、万が一に備えての保証がまったくなくなってしまうリスクが生じます。

また、リスクを回避するために、解約返戻金などを活用して投資で稼ごうという考えもありますが、必ずしも投資で利益が出るとは限りません。逆に大きな損失になる可能性もあります。したがって、保険金をカバーしようという投資行為は、避けることを推奨します。

以下 時間切れ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?