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【Live2D】初心者の頃に知っておきたい操作方法メモ

※バージョン4.1(β) 2021年5月19日時点のもの 最終更新:2022年4月14日

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#パラメータのキーのそばで右クリックすると、一番近くのキーを選択することができる

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LINK:公式マニュアル:”パラメータパレット/作成済みのキーの選択”

#まとめて選択はshift、離れたところを選択はctrl

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パーツタブなどで、近くにあるものをまとめて選択したいときは
shiftを押しながらクリック
離れたパーツを同時選択したいときは、ctrlを押しながらクリックする。
パラメータや物理演算・シーンプレビュー画面でも使える。

因みにこれは、Live2Dに限った話ではなく、
様々なソフトで行える操作(の筈)。

#アートメッシュをコピーすると、IDも一緒にコピーできる

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アートメッシュをひとつ選択し、コピー(ctrl+c)した後、
別のアートメッシュのクリッピングマスクID欄に
貼り付け(ctrl+v)
をすると、
コピーしたアートメッシュのIDが貼り付けされる

以上のことから、アートメッシュをコピーしたときに、
IDも一緒にコピーされていることがわかる。


#複数アートメッシュを選択コピーすると、IDも全てコピーしてくれる

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上記の応用。
複数のアートメッシュを選択・コピーした場合、コピーした対象のIDも
全てコピーされる

もちろん、そのままID欄に貼り付けすることも可能。


#複数アートメッシュのクリッピング欄に、同じIDを一気に設定する

モデル全体に影を乗せる、などの用途で使えるかもしれない。

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(※動画では最初にIDのコピーを行っている)
1.クリッピングで同じIDを設定したいアートメッシュをすべて選ぶ。
2.IDの欄に任意のIDを記述(または貼り付け)し、enterを押す。
3.アートメッシュを個別に確認して、IDが設定されていることを確認する。

不透明度や描画順なども、同じ数値に一気に変更することが可能。


#編集レベル2と3で、それぞれ別の変形パスが使える

ひとつのアートメッシュに対し、
・編集レベル2のときに設定した変形パス
・編集レベル3のときに設定した変形パス
を使うことが出来る。

編集レベル3で大まかに変形し、
編集レベル2で細かく調節するなどの使い分けが出来る。

#変形パスは複数アートメッシュに対しても使える

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アートメッシュを複数選択してから変形パスを使うと、
ひとつの変形パスで、選択したメッシュ全てを動かすことができる
まつ毛&白目に使ってとじ目→笑顔目を作る、などの用途で
使えるかもしれない。

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LINK:公式マニュアル:”変形パス


#パーツを反転する

反転したいパーツやデフォーマ等を選択してから、
ビュー上で右クリック。メニューの一番下にある「反転」を選ぶ。


#パーツを”キャンバスの中央を基準に”左右反転する

左右対称のモデルを制作しているときに便利な機能。
片目にパラメータをつけてコピー貼り付け→反転し、
もう片方の目を作る、などの使い方が可能。

新規キャンバス1

1.反転したいパーツやデフォーマをすべて選択し、コピーする。

新規キャンバス2

2.貼り付けする。
(このとき、位置調整用デフォーマが作られることがある)。
3.一旦選択を解除する。

新規キャンバス3


4.回転デフォーマを作成する。導入先のパーツは「Root Part」にする。
中央に回転デフォーマが作成されたことを確認し、選択を解除する。

新規キャンバス4


5.3の位置調整用デフォーマを、中身ごと4の回転デフォーマの中に入れる

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6.4の回転デフォーマを選択し、ビュー上で右クリック。
メニュー下部の「反転」を選ぶ。

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#物理演算・シーンブレンド設定を開くショートカットキー

「物理演算・シーンブレンド設定を開く」のショートカットキーは
ショートカット設定の「ファイル」の項で設定できる。
「モデリング」の項ではないので注意。


#物理演算の数値を一括変更する

物理演算の「出力設定」や「振り子の設定」の数値は、
一括で変更することができる。
数値の上部にある「影響度」などの文字の位置で右クリック→数値を入力しよう。

↓ 出力設定で値の一括変更をしているところ

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↓ 振り子の設定で値の一括変更を行ったところ

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#なにかおかしいな……と思ったら、ソフトを再起動したほうがいい

どうしてもソフトの挙動がおかしくなることがあるので、
結構頻繁に再起動したほうがいいと思う。


#目を閉じる途中で、白目とまつ毛の間に隙間が出来るとき

目を閉じる途中で下まつ毛と白目が離れてしまうことがあるが、
これは、目を閉じた状態で、白目と下まつ毛が離れていることが
おそらく原因。
まつ毛を非表示するなどして確認してみよう。


#物理演算の入力・出力パラメータのチェックは一気に入れられる

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shift(またはctrl+click)を押しながら、選択したいパラメータをすべて選ぶ。
どれでもいいのでチェックボックスをひとつクリックすると、
選択したパラメータすべてにチェックが入る。

LINK:公式マニュアル:”物理演算の設定方法/応用的な物理演算の設定方法/振り子を多段に設定する”


#デフォーマ制作画面を開いた状態でも、パーツタブなどを操作することができる

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インスペクタタブの”名前”をコピーして、
デフォーマ名に貼り付けする、などの操作が可能。


#レイヤー名を半角英数にすると、それがそのままID名になる

日本語など、全角文字のレイヤー名をつけてLive2Dで読み込むと
「ArtMesh」から始まるID名が自動でつけられるが、
レイヤー名を半角英数にしてLive2Dで読み込むと、
レイヤー名がそのままIDになっていることが確認できる。

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#フィルさんの講座を一通り見るのがおすすめ!

フィルさんの講座では、
色々な技や操作をわかりやすく紹介してくださっているので、
とてもおすすめです!

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以上、日本語がわかりにくい個所や、間違った部分、
「これも書いておいた方がいい」などがありましたら、
ご指摘いただけますと幸いです!

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書いた人:マジョホゥプ
イラスト、アニメ、3Dを作ることが好きです。
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#更新履歴

2021年5月23日:以下の項目を追加しました。
#変形パスは複数アートメッシュに対しても使える
#まとめて選択はshift、離れたところを選択はctrl

2021年6月7日:以下の項目を追加しました。
#物理演算の数値を一括変更する
#レイヤー名を半角英数にすると、それがそのままID名になる
・他項目に公式マニュアルへのリンクを追加

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