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新年は見ず知らずの方々とのご挨拶から

2022年も例年の如く、地元氏神様にて除夜祭(初詣)のお手伝いで幕開け。

例年と違うことと言えば昨年に続き、今年も我々氏子青年会による参拝客への

樽酒、甘酒、おでん屋台の振る舞いが中止となったことか。

まー、このご時世なんで致し方ないけど😭

それにしても、今年は寒かった🥶🥶🥶

お焚き上げ、篝火のそばに立っていても

全然暖かくなんないのよ、これが!

時折吹く風も冷たいし、

火を消すのために水をはったバケツも

薄くだけど氷はってた🧊🧊

おそらく自分が除夜祭を手伝うようになってから

一番と言っていいくらいの底冷えの元旦。

そう言えば自分がこの除夜祭を手伝い始めてどのくらいになるんだろう??

25年以上30年未満ってとこか?

そりゃー、歳もとるよね・・・

って、こういう台詞を言うようになったらダメ(苦笑)

余計に老け込む😅

さてさて、この除夜祭のお手伝い、

大晦日の22〜23時ごろには青年会メンバーが集まって

お焚き上げや篝火の見張り、

そして初詣待ちの参拝客の警備なんかをする訳です。

そして、日付が変わって元旦0時になると

「明けましておめでとうございます」

「足元にお気をつけて、ゆっくりお進みください」

って参拝客の方々に向かって新年のご挨拶しつつ、

注意を促したりする訳です。

そうなんです、

私の新年の挨拶は

氏神様に初詣でお越しになった

おそらく近隣にお住いの見ず知らずの方々にするもの。

こちらが誰に向かってという訳でなく声を掛けていると

ご家族連れやご夫婦でいらいした方々が

「おめでとうございます」

って挨拶を返してくれたりして。

中には顔見知りもいて、

わざわざ自分のところに来てくれて

「明けましておめでとう!」

って言ってくれる友人、知人もいたりする。

そんな今年の新年の幕開けのとき

これまでで初めての経験をさせて頂きました。

それは、初詣にいらしたカメラを首からかけた初老の男性が、

参拝客の列の警備をしている私の傍に寄ってきて、

「明けましておめでとうございます。ご苦労様です」

って、わざわざ声を掛けて頂いて。

もちろん、そのお方も見ず知らず。

例年お越し頂いているのかも分からない、

ご近所にお住まいかどうかも存じ上げない、

そのお方から

「これよかったらどうぞ。」

といって手渡された1枚の写真。

曰く、そのお方が飛行機に搭乗中に撮影された富士山の写真とのこと。

私は写真を手にして

「ありがとうございます」

とお礼をすると、

その方は「富士山の写真って、なんだかご利益ありそうだから」

って言いいながら、

参拝の列に戻っていかれました。

こんな経験は初めて。

ちょっと不思議な感覚もありつつ、

「なんだかいい年になりそう」

って、マスクの下で思い切り口角上がってたりして😃

どこのどなたかは分からなくても、

また来年も私の新年のご挨拶は、

氏神様のお越し頂い方々に届けたいと

そんなことを思った新年の幕開けでした。