ウェビナーにおける、ZoomとTeamsとの比較
マジセミ寺田です。
先日、ウェビナーにおける、ZoomとTeamsを比較したウェビナーを開催しました。
動画は以下で公開しています。下記の情報以外にも、質疑応答なども収録していますので、ぜひご視聴下さい。
また、資料はこちらです。
noteでも概要についてまとめておきます。
背景
マジセミでは、IT企業のウェビナーの集客や運営を支援しています。基本Zoomを使っているのですが、Zoomの脆弱性問題があり、(主催者側で)Zoomが使えない企業が数社出てきました。
従ってマジセミでも、Zoom以外の選択肢を用意する必要があり、Teamsを候補として、Zoomでのウェビナー開催と比較して、Teamsでのウェビナー開催がどうなるのか、調査しましたので結果をシェアします。
やりたいこと
マジセミでは通常、クライアント(セミナー主催者)のプロモーションの一環としてウェビナーを開催します。よって、クライアントとしては、「誰がウェビナーに出席したのか」「誰がどのような質問をしたのか」といった情報が重要になります。
一方ゲスト(マジセミではセミナー参加者のことをゲストと呼びます)は、匿名でウェビナーに参加して、匿名でばんばん質問したいと思います。
マジセミではこれらのバランスを取りながらウェビナーを運営しています。
Temasのライブイベントは「パブリック」で
Teamsで「ライブイベント」を行う場合、その範囲を選択できるのですが、マジセミでは「パブリック」を選択することにしました。それ以外だと全員のゲストにTeamsのアカウントを作ってもらう必要があり、それは現実的ではないと判断したためです。
Teamsライブイベントへの参加は、基本匿名になる
そうなると、Teamsのライブイベントに参加するときに、基本的には匿名になってしまいます。ライブイベントに参加するときに選択肢が出るのですが、サインインして参加するか、匿名で参加するか、となります。既にアカウントがある方はサインインして参加されると思いますが、アカウントがないとおそらく匿名での参加になります。
Zoomではアカウントを作らず、登録ができる
Zoomの場合、申し込みはConnpassなどのサイトを使って、その情報をCSVで事前に登録することができます。このときにゲストはZoomのアカウントを作成する必要はありません。登録した情報からZoomは一人ずつ個別の参加用のURLをメールで送付します。ゲストはこのURLをクリックすることで、事前に登録してある氏名、メールアドレスでZoomウェビナーに参加します。
Teamasだと、事前に登録する機能がありません。よって、共通のURLをゲスト全員にメールすることになります。ゲストはそのURLをクリックし、先述した、サインインか、匿名かを選んでライブイベントに参加します。このため、多くのゲストが匿名となり、実際に誰が参加しているのかが把握できなくなります。
これがZoomとTemasとの最大の違いになります。
Teamsでは、Q&Aでも誰がどの質問したのかが分からない
Q&A機能自体はそれほど変わりません。しかし前述の理由により、基本的に匿名での質問になりますので、誰がどの質問をしたのかわからなくなってしまいます。
Teamsでは投票機能がない
また、Teamsでは、マジセミで多用している「投票」の機能がありません。
その他は動画と資料をご確認頂ければと思います。
それでもマジセミではTeamsを使います!
Zoomと比較して、Teamsではいろいろと不便なところもあるのですが、マジセミではZoomに加えてTeamsでもウェビナーを開催していきます!すでに本番で利用しています。
Temasの機能が拡張されることを期待しています!
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