ドメイン取得のアイディア
「Tricky Domain List(トリッキー・ドメイン・リスト)」と題してドメイン取得のアイディアを紹介したいと思います。
ドメインといえば「.com」「.jp」などがすぐに想起されると思いますが、実は非常に多くの種類があります。
最近では「.coffee」といったドメインまであります。
何がトリッキーかと言いますと、トップレベルドメイン、例えばnote.comの.comのような末尾の「.」以降を単語の一部として文字列を作るという試みです。
例えば、後にも出てきますが「.ch」というドメインがあります。
以前、ロケタッチというWebサービスがありました。
そのサービスのWebサイトのURLは https://tou.ch でした。
トリッキーだと思います。
例示しているドメインは既に取得されているものがほとんどだと思いますが、こういう手法があるという参考までに。
検索方法
トリッキーなドメインを探すときにはweblioがとても便利です。
何が便利かというと「後方一致」で英単語の検索ができるところです。
トリッキー・ドメイン・リスト
.ac
.acは、Academicの略称として様々な国に設立されている大学向けのセカンドレベルドメインにもなっています。
mani.ac(マニアック)
zodi.ac(ゾディアック、干支)
.ai
一目で人工知能(artificial intelligence、AI)を連想できることから、AI関連のWebサイトであると直感的に訴求することができます。
日本語のサービス名に使えそうだな、と思っています。
形容詞も当てはまります。
名前が「あい」の人は「(苗字).ai」の形で自分の名前のドメインが取得できます。「https://yamada.ai(山田愛)」とか素敵ですね。「https://yamadam.ai(山田舞)」もいけますね。
anz.ai(安西)
banz.ai(万歳)
chak.ai(茶会)
hanashi.ai(話し合い)
ikumoz.ai(育毛剤)
k.ai(〜会)
kans.ai(関西)
keiz.ai(経済)
kumi.ai(組合)
kus.ai(臭い)
manz.ai(漫才)
meguri.ai(巡り会い)
完全に出会い系サイトやマッチングアプリ
mottain.ai(もったいない)
n.ai(無い)
sonz.ai(存在)
urus.ai(うるさい)
yas.ai(野菜)
.am
「.am」「.fm」はラジオを連想することもできるため、インターネットラジオやブロードバンドコンテンツなどを提供しているWebサイトに最適です。
cre.am(クリーム)
diagr.am(ダイアグラム)
dre.am(ドリーム・夢)
j.am(ジャム)
progr.am(プログラム)
scr.am(スクラム)
stre.am(ストリーム)
tr.am(トラム・路面電車)
.art
美術館や文化施設、ギャラリー、美術・芸術家、アーティストなど「アート・美術・芸術」に関する様々な場面で活用いただけます。
ap.art(アパート)
c.art(カート)
dep.art(デパート)
he.art(ハート)
m.art(〜マート)
familym.art
p.art(パート)
sm.art(スマート)
.be
1999年より登録サービスが開始された.beドメインですが、日本ではまだまだ珍しいドメインのため、希望のドメイン名を登録できる可能性があります。また、「be」は「べ」や「ビー」という読み方ができるため、言葉の組み合わせを利用したドメイン名での登録も人気です。
和名のサービスに使える可能性があるかと思います。
cu.be(キューブ)
na.be(鍋)
takekura.be(丈比べ)
warashi.be(わらしべ)
watana.be(わたなべ)
.ch
.chはインターネットのドメイン名システムにおける国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つ。スイスに割り当てられている。…また「ch」の文字列が「チャンネル」の略称であるため、「○○チャンネル」という名称のウェブサイトでの使用例もある
昔、ロケタッチというWebサービスがあり、そのドメインが「tou.ch」でした。
blan.ch(ブランチ)
bran.ch(ブランチ・支店)
cat.ch(キャッチ)
scrat.ch(スクラッチ)
.co
業種を問わず、様々な分野で使用されています。「(会社名).co」といったドメイン名登録が増えています。(.com、.net、.jp)では取得できなくても、まだまだ取得可能な文字列が多くあります。
「〜コ」で終わる企業名なんかは意外と多いと思います。
fres.co(フレスコ)
moroc.co(モロッコ)
.fit
フィットネスに関するサイトなど、「フィット」に関する様々な場面で活用いただけます。
bene.fit(ベネフィット)
.id
世界的に「id」とはidentificationの略として認知され、日本国内では、「身元確認」「認識番号」という意味に留まらず、”電子マネー”や”企業のセキュリティ”のサービス名称にも幅広く使われており、それら関連するウェブサイトに最適です。
andro.id(アンドロイド)
liqu.id(リキッド)
stup.id
.in
.inは英語ではおなじみのinとしての利用や「院」、「員」などを連想させることから、印象に残りやすく、アイディアを活かしたユニークなドメインが登録できます。
bra.in(ブレーン、脳)
daigaku.in(大学院)
dra.in
gra.in
pla.in(プレーン)
refra.in(リフレイン)
.ink
印刷会社・コピー会社など「インク」に関する様々な場面で活用いただけます。
bl.ink
l.ink
.linkというドメインもあります
dr.ink(ドリンク)
.io
.ioは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つであり、イギリス領インド洋地域(Indian Ocean Territory)に割り当てられている。
「Input/Output」を想起させるのと、「〜イオ」という響きが、IT系サービスで使われるケースが少なくないと感じています。
b.io(バイオ)
rad.io(ラジオ)
stud.io(スタジオ)
「.studio」というドメインもあります
.la
日本には「ラ」で終わる名前が多いと思います。
響き的にも安定しているというか。
「阿修羅(アシュラ)」とか「godzilla(ゴジラ)」とか。
.me
'自分'を表すことができるため、業種を問わず様々な分野で使用されています。
「.me」を「me(私)」として使った https://about.me/ というサービスがあります。
a.me(雨・飴)
chro.me(クローム)
do.me(ドーム)
ga.me(ゲーム)
ho.me(ホーム・家)
na.me(ネーム・名前)
ka.me(亀)
kamo.me(カモメ)
syndro.me(シンドローム )
.men
男性に特化した情報・製品・サービスを提供している、法人・個人・組織のWebサイトやブログに最適です。
「.women」は無いようです。
ike.men(イケメン)
ra.men(ラーメン)
tsuke.men(つけ麺)
for.men(forメン)
.red
「レッド(赤)」に関する様々な場面で活用いただけます。
「~ed」の過去形・受動態に使えそう。
wi.red
.rip
引き裂く・暴く・リッピングに関するサイトなど、「リップ」に関する様々な場面で活用いただけます。
「Rest In Piece」い見えて仕方ないですが…。
d.rip(ドリップ)
neld.rip(ネルドリップ)handd.rip(ハンドドリップ)
t.rip(旅)
.tel
「電話、連絡先窓口」関連のサイトなどに適しています。
ho.tel(ホテル)
mo.tel(モーテル)
.us
業種を問わず、様々な分野で使用されています。(.com、.net、.jp)では取得できなくても、まだまだ取得可能な文字列が多くあります。私たち(us)などの表現として活用できます。
「delicious」など、多くの形容詞で使えそうです。
b.us(バス)
camp.us(キャンパス)
curio.us
dangero.us
delicio.us
pl.us
.plusというドメインも存在
その他
実は上記以外にもトリッキーに使えるドメインがあります。
国内だとドメイン市場では「お名前.com」「ムームードメイン」あたりが圧倒的なシェアを誇っています。大抵はこれらのレジストラで取得できるものから選ぶと思いますが、これらで扱っていないけど使いやすいドメインもあります。
ゴンベエドメインであれば取得できるものが多くあります。ここは国内では取り扱いの少ない珍しいドメインを取得できるので、見てみても面白いと思います。全体的に少し高価ですが。
.al
.alはアルバニアに割り当てられているccTLD(に区別トップレベルドメイン)です。
かなり使いやすそう。多くの形容詞が「…al」で終わります。
casu.al(カジュアル)
.ca
.caは、国別トップレベルドメイン (ccTLD) の一つで、カナダに割り当てられている。
このドメインにはいくつか取得条件があり、日本国内で取得が非常に困難です。
.ch
.chはスイスに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
channel(チャンネル)の省略形とも捉えられるので、YouTubeでチャンネルを持っている場合に使えそうです。
cat.ch(キャッチ)
chur.ch(境界)
scrat.ch(スクラッチ)
spee.ch(スピーチ)
tou.ch(タッチ)
.do
.doはドミニカ共和国に割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
.do(〜堂)
.is
.isはアイスランドに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
cris.is(危機)
.ist
.istは2016年に一般登録が開始された「イスタンブール」を表す新gTLDです。イスタンブールに拠点のある法人、イスタンブールに関連するウェブサイトに最適なドメインです。
ass.ist(アシスト)
assになるからやめた方が良い
.it
.itはイタリアに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
やや取得条件が厳しめ。
sp.lit
.ly
.lyはリビアに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
短縮URL「bit.ly」でお馴染み。
.ma
.maはモロッコに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
abemaがabe.maという短縮URLを使っています。
ku.ma(熊)
sa.ma(〜様)
sasaka.ma(笹かま)
.my
.myはマレーシアに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
取得条件がやや厳しめ。
.nu
.nuはニウエに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
i.nu(犬)
.ph
.phはフィリピンに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
.sh
.shはセントヘレナに割り当てられたccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
publi.sh
.sm
.smはサンマリノに割り当てられたccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
.so
.soはソマリアに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
.st
.stドメインはサントメ・プリンシペに割り当てられたccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。
fir.st(ファースト)
Augu.st(8月)
.to
ドメインは早い者勝ち
ドメインは早い者勝ちです。
他人に先に取得されたら手に入れるのは非常に困難です。
直近で使わなかったとしても、とりあえずで取得しておいた方が良いと思います。ドメインによってまちまちですが、維持費は1,000〜5,000円/年程度です。
先に購入した誰かが手放した場合、一定期間経過後に再度販売されることがあります
先に購入した誰かから買い取ることもできます
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