見出し画像

宝塚旅行③ 歌劇を観ずに宝塚歌劇を楽しむ ~武庫川とかすみれミュージアムとか歌劇の殿堂とか映画『リンダはチキンが食べたい!』とか~

こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<もう夏ですねー。ポロシャツ出しました>ミツルギです。
宝塚旅行① 手塚治虫記念館 ~中華料理とか火の鳥とかサンドイッチとか~|魔人ハンターミツルギ (note.com)
宝塚旅行➁ 建物 ~朝食とかカトリック宝塚教会とか宝塚市役所とか~|魔人ハンターミツルギ (note.com)
続きです。
そして、最後です。
カトリック宝塚教会から宝塚市役所まで夢中で武庫川を下ってきたのですが、再び武庫川を遡ります。
朝、教会を見学して、お昼を市役所で食べたかったのでこうなりました。

カラス

市役所を夢中で写真撮ってる私に呆れたカラスです。

扇風機係です。 えっ?夏以外ですか? ・・・ネコの世話とか・・・(タヌキ)

タヌキが結構いてくれてテンション上がります。

川原を歩きます。
こんな平日の昼間、川原を歩いてるのは私達ぐらいです。

伊孑志の渡しの碑

『伊孑志の渡し』というのがあったらしいです。
橋が無かったんでしょうねー。
武庫川に渡し舟があったとは知りませんでした。

抜群なシュチエーションのベンチ

このベンチ、いいでしょう。
大きな木の下にポツンとあるベンチです。
座る勇気が無かったです。

武庫川

武庫川です。
私が知ってる阪神沿線の武庫川よりずっと上流です。
かなり雰囲気が違います。
あんまり流れがある感じがしないのです。
でも、しっかり流れてるんですよね。
雨のせいかもしれませんが。

野の花

こんな道を歩いて来ました。

キショウブの花

こんな花があったりして・・・

キショウブの花

武庫川沿いの散歩はなかなか楽しかったです。

目的地はまだまだ先です。
が、過程もなかなか濃かったです。

歩いてるとここに出くわしました。

気になる建物

気になる建物です。
近づいてみました。

気になる建物

建物に続く花道があります。

すみれミュージアム

『宝塚文化創造館 すみれミュージアム』
です。
ここは昔、宝塚音楽学校だったそうです。
タカラジェンヌがここでしごかれて育っていったんでしょうねー。

目的地はここではありません。
が、せっかくの機会です。
観てみることにしました。

正直、建物自体に面白みはありません。
遊びがなく、機能性だけを追い求めた感じです。
・・・学校ですもんねー。

2階が展示場となってます。
展示されているのは、様々なパネルと動画。
そして、写真の数々です。
各期の卒業写真があります。
有名人の名前が書いてあり、

何列の左から何番目

という感じで書かれてます。
ここに入れただけでも凄いのに、スターになれる人はほんの一つまみなんですよねー。
まざまざと厳しい世界を思い知らされます。

今までの上演作品のチラシ(縮小版ポスターかもしれません)が貼ってあります。
時代の移り変わりがわかります。
戦争時、中断したり、スポンサーが薬から電化製品に変わっていったり。
興味深かったです。

「あっ、黒木瞳やん! あっ、天海祐希出て来たー」

と口に出して興奮している女性たちが後ろにいて、かなり助かりました。

動画の上映もやってるようですが、付き合ってる時間はありませんでした。

そして、ほんの少しですが、宝塚ファミリーランドの年表もありました。
ほぼ毎年行ってました。
思い入れが強いのです。
あって嬉しかったのですが・・・。
一言言いたいのです。
なんで水木しげる先生のことが全く触れられてないのか?
夏の宝塚ファミリーランド=水木しげる
でしょう?
夏の水木しげるお化け屋敷の名前を一気に載せるとかやってほしいところです。
著作権の問題でしょうか?
宝塚ファミリーランドの展示、もう少し増やしてほしいなー。
ニーズないのかなー・・・

写真撮影禁止でした。
唯一、撮ってもいいのが

衣装

この衣装でした。

やはりこの場所が凄い力を持ってるのでしょうねー。
人の流した汗や涙があり、また喜びや妬みなんかも染みついてるのでしょう。
そんな場の持っている力を少しだけ感じることができました。
観れて良かったです。

ベルサイユのばら像

今年もばらの季節にここを通りがかりました。

ベルサイユのばら像

このばらは「ベルサイユのばら」らしいです。

ばらの品種説明

ほらね。

アンドレのばら

こちらは「アンドレのばら」です。

ロザリーのばら

こちらは「ロザリーのばら」。
私が嬉々として写真を撮っていたのですが、妻の目が冷たいです。
あれ?
『ベルサイユのばら』の漫画読んでたのにテンション低いのはなぜ?
   

レビュー像

こんな像が道にあるのです。
宝塚は別世界ですよねー。

そして、目的地へ着きました。

宝塚歌劇の殿堂

『宝塚歌劇の殿堂』です。
宝塚大劇場の2階と3階にあります。
それも大劇場が動いている日しか観ることができません。

宝塚歌劇の殿堂

行ったら、長蛇の列です。
実はあとの予定が決まっているのです。
1時間半ぐらいしか時間がありません。
しかもここのチケットを安くで手に入れてしまいました。
どうしましょう?
とりあえず、時間の許す限り観て、時間が来たら途中でも出ることにしました。
入場まで10分近くかかりました。
さあ、サクサク観るぞー!!!!!

2階は殿堂の部屋です。
歴代のスター達を紹介しています。
知らない人がほとんどです。
でも、知ってる人がいるとテンション上がります。

「古城都さん・・・って確か関西のバラエティーに出てたなー。
『ハイ、土曜日です』やったかなー」

とか思ったりするのです。
鳳欄さんや汀夏子さん、大地真央さんとかはもう私が幼いときから知ってるタカラジェンヌさんですしねー。

2階は写真撮影禁止でした。

ただ不思議なことが・・・
入るのにあれだけ時間がかかったほど長蛇の列だったのに、そこまで混んでないのです。
観てると2階をスルーして、いきなり3階に行く人が結構いるのです。
きっと2階はずっと同じなので、一度観た人はスルーするのでしょうねー。
というより、3階の引きが強いのでしょう。

3階は現代の歌劇団です。
『月城かなと 特別企画展』のようです。
こちらは写真OKでした。

孔雀の衣装

すいません。
これを見ると『ミル・マスカラス』を思い出してしまうのです。

孔雀の衣装

非日常を演出してくれますよねー。

孔雀の衣装

ゴージャスそのものです。

衣装の数々

へー、様々な役をやってきたんですねー。

衣装の数々

ん?気になるのがあるぞ。

ブラックジャック

やっぱり、ブラックジャック先生でしたかー。
観たかったなー。

10分程度の動画もやってました。
いいところばかり集めたPV感満載でした。
歌が凄いですねー。
カッコ良かったです。
入ったときはかなり人が観てましたが、私達が観終わったときはかなり少な目になってました。
大劇場の時間が迫ってきたのでしょうか?
あとで知ったのですが、この「月城かなと」さん、退団するのですってねー。
それも5月半ばで。
時間がない中、3階に向かわせるわけです。

大看板

大看板を見て、観た気になる努力をします。

大看板

・・・無理だなー。
一応、2度ほど観たことあるのですが・・・

また、観に行きますよ。

7/16宝塚を行く!!!!!(インド料理とか手塚治虫記念館の外観とか宝塚歌劇花組『鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!』とか)|魔人ハンターミツルギ (note.com)

観終わって、バタバタと駅に向かいます。
が、妻がばらに見とれてます。
写真も撮ってます。

ばらの品種説明

駅前にもばらがあるのです。

アンドレのばら

「アンドレのばら」

オスカルのばら

「オスカルのばら」。
妻は
「アンドレとオスカル、そろって『ベルサイユのばら』やろー」
とのことです。
ばらも喜んでくれる人がいて、嬉しいことでしょう。

電車に乗って、売布神社へ。
売布と書いて「めふ」と読みます。
ここで行きたい映画館があるのです。

シネ・ピピア

『シネ・ピピア』です。
ここ、気になってたのです。
ミニシアター系の映画館です。
おまけに火曜日は料金が安いのです。
なんとか間に合いました。
ギリギリ『丸三』のコロッケを食べる時間だけありました。
美味しかったです。

ポスター

ちょうど観たい映画がやってました。
『リンダはチキンが食べたい!』
です。
ずっと気になってる映画でした。

色へのこだわりが凄いです。
アートです。
これだけでも観る価値あります。
が、話は泣ける話かなー
と思ってましたが、主人公の親子がかなり迷惑で好きになれませんでした。
普通の人はそこまで気にならないのかもしれませんが、私、母子家庭だったもので、
「母子家庭だから可哀そう」
「母子家庭だからわがままでしょうがない」
といった感じが気になっちゃうのです。
これ作った人、母子家庭じゃないと思います。
ちょっと日本人とはズレがあるのかな?
って思いました。
フランス人なら納得なのかな?

面白い要素、山ほどあるんですがねー。

ロビーを鑑賞します。

イラスト

こんなイラストがあったり、

カメラ

映画用のカメラがあったりします。
狭いところにギュッと置いてありました。

外を眺めます。

外の風景

シネ・ピピアは5階にあるのです。
山があって、川があって、阪急電車が通ってます。

外の風景

植え込みがシャンプーハットしてるように見えます。

ロビーに『バグダッドカフェ』というカフェがあります。
終わってから一服しようと思ってたら、
「営業は最終回始まるまでなんです。」
と言われました。
18時ですよ。
仕事終わって、映画を楽しもうとすることできませんよね?
まあ、売布という場所がそういう場所ではないのかもしれませんが。
ああ、でも余韻楽しみたかったなー。
次に期待します。
待ってろよ、タンポポコーヒー。

イラストとか色紙とか

こちらは映画館の前です。
貴重な品もここに展示されてます。
山田洋次監督の色紙は凄くないですか?

せっかく売布に来たので、何か食べます。

ネコ

売布の駐車場のネコです。
あくびはしてませんでした。

『夢吉』というお店に行きました。
名前がいいです。
忌野清志郎のアルバムに『夢助』ってタイトルのがありました。
関係ない話てすが。

つき出しと黒霧島ロック

一杯飲みます。
つき出しは大根にあんかけ、じゃこが乗ってました。

さつま揚げ

さつま揚げ。
甘辛いたれと青のりがかかってます。

オムライス

オムライス、これが美味しいのです。

銀鱈の西京焼き

黒板に書いてるメニューも食べようと思い、
銀鱈の西京焼き
を。
口の中で溶けました。
あとがんもどきも食べましたが、写真を撮り忘れました。
スマホを用意していたのに忘れるのです。
・・・やたらアップの写真が多いのも、食べてから撮ってないことを思い出すからです。
いやーほんと美味しかったです。
他にも中華とか刺身とかあるのです。
守備範囲が広いお店でした。

帰るのは阪急よりJRの方がありがたいのです。
なので一旦、宝塚まで戻ります。

何かやり忘れたことないかと考えました。
やっぱりこれをやっておきたいのです。

シュークリームセット

シュークリームを食べておきたいのです。
泊まってたホテル『宝塚ワシントンホテル』の1階のカフェ『シャンゼリゼ』です。
こぶし大のシュークリームを食べておきました。

シュークリーム

『リンダはチキンが食べたい!』にこのジャムみたいなシーンがありました。
人それぞれがそれぞれの色を持っているのです。
色の丸になっていくシーンがありました(説明上手くなくてごめんなさい)。
あの映画のあとに食べるに相応しい食べ物でした。

シュークリーム

クリームもギッシリです。
これはまた食べます。

駅前の像

お2人さん、また会いましょうね。

近いのですぐに来れるのです。
しかし、今回、なかなか体験できない宝塚を楽しみました。
近くて遠くて近い場所でした。
子供の頃から宝塚はドキドキをくれる場所です。

お土産を買いました。
自分たちへのです。

焼き餅

これ、子供の頃から好きですねー。
凄く柔らかくてひっついたのをはがすの大変です。

炭酸せんべい

どうしても割らずに持って帰るの難しいです。
この軽さが魅力です。

たまごせんべい

買ったらこれをもらいました。
普通の瓦せんべいより卵多めな感じがします。
宝来橋です。
このクネっとしてるところが特徴です。

ひめたから
ひめたから

最中は買った覚えがないです。
初めて買った気がします。
上品な甘さでした。

絵はがき

妻がホテルのロビーで買った絵はがきです。
橋からの武庫川の風景です。
何度も橋を超えたのでこの旅のお土産としてこれほど相応しい絵はがきはないでしょう。

以上で終わります。
おつきあいありがとうございました!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?