10/1奈良を行く3(稲川淳二~帰路)
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<仏像は実際に見ないといけません。写真じゃ凄さはわかりません。
が・・・猿沢池は写真の方が綺麗な気がします>ミツルギです。
とうとう最終回です。
いろいろ見て回ってるうちに時間になってしまいました。
急いでJR奈良の方に行かなくてはなりません。
時間の猶予は50分です。
まあ、間に合うでしょうが、慣れない場所ですからねー。
こんな写真を撮ってる場合ではないのです。
タヌキがいるのが悪いのです。
ならまちを突っ切ります。
カフェ通りになっちゃったならまちをです。
学生時代になっててくれよ。
あっ、『おんどり』の看板がある。
あっ、『蔵』の看板もある。
学生時代に行った店が今もあるとそれだけで嬉しいです。
直進できなくなって広い道路に出ます。
遠くに線路が見えてガッツポーズです。
テクテクテクテク歩いて行きます。
そして、やっと見えてきました。
『なら100年会館』です。
2度ほど来てます。
新日本プロレスと未来探偵社の公演です。
何年前やろ?
『30周年連続公演!!!!! 稲川淳二の怪談ナイト2022』です。
ほとんど毎年観てます。
今年、大阪はお盆でした。
母が今年永眠したため、どうなるかわからなかったので大阪はやめておき、同じ日に発売開始だった奈良公演にしたのです。
後日、大阪公演が中止になったと聞きました。
結局、奈良に来てたと思います。
10分前に着きました。
まず、トイレに行きました。
すると
この巨大な絵がありました。
絹谷幸二さんの作品です。
『光ふる街奈良』
というタイトルです。
なんか得した気分です。
稲川淳二さんは元気です。
ちょっと若返ったように見えました。
75歳なのですが、力が漲ってるようです。
一人で2時間弱喋ってるわけですからねー。
今回も怪談5本立てです。
いろいろ新しいことにチャレンジします。
怖くない不思議な話や怪談内怪談とでも言いたくなるような怪談などまだまだアイデアがあるようです。
過去の名作で30周年を飾ることもできたでしょうが、あくまでも新作を並べました。
心霊写真も怖いという感じのものより、不思議なものが多かったように思います。
怖いのは前からの馴染みのやつでした。
いつもはあるショッキングな写真が今回無かったです。
なんか残念。
何を期待してるのかわかりませんが。
ほんと親戚のおじさんに会えた感じがありますねー。
今年も会えて良かったです。
いつも夏に観てますが、秋もいいですねー。
SEで虫の声が聴こえましたが、夏も入ってたのでしょうか?
終わったときは、もう夜はとっぷりと暮れていて、三日月が出てました。
のぼりはいろいろありますが、これが好きですねー。
なら100年会館の天井です。
興福寺の五重塔を見上げたところを比べたくなります。
似てるような・・・やっぱり似てないか。
『なら100年会館』の上にも月が。
思わず撮りました。
ここは駅前で、ビルだらけなのですが、公演のSEのような虫の声が聴こえました。
見た目は殺風景な都会ですが、平城京跡が近いからでしょうねー。
なんかカップルを盗撮してるみたいですが、灯籠と石柱を撮りたかったのです。
JR奈良に『平城京大極殿』があったようです。
三条通りを通って近鉄奈良駅方面に戻ります。
ここ、こんなに賑やかだったかな?
チェーン店ばかり目につきます。
車道より歩道の方が広い感じです。
・・・記憶ないなー。
ひがしむき商店街のところまで戻りました。
あっ、入り口近くにある飲み屋さん『三好野』の看板がありました。
しかし、喜んだのもつかの間、閉店の張り紙が・・・
ここ、落研の同期で行ったなー。
飲んで帰れなくなって、友人のウチに転がり込んだりしたなー。
でも、今まで残ってたんだなー。
残念だけど、良かったです。
お餅屋さんで、よもぎ餅を食べ、ウチに持って帰るお土産も欲しくなり、『割れせんべい』も買いました。
ウチに帰ってから、見ると埼玉で作られてました。
まあ、美味しいからいいんですけどねー。
ご飯を食べます。
いい店を探します。
なんとなく『もちいどの商店街』へ。
学生時代、ここで着ぐるみの『モチドン』に入ったりしてました。
『もちいどの商店街』に現れる恐竜です。
今も現れるのかなー。
まだ、ゆるキャラブームのずっと前です。
ゆるキャラ界の古代生物になっちゃいました。
こんなにエスニックなお店が並ぶ商店街になったんですねー。
ワールドワイドな商店街になってました。
そこで選んだのが、
『若草カレー本舗』です。
なんか奈良っぽいじゃないですか。
選んだのは『焼き若草カレー』です。
若草山は焼かれてこそ若草山です。
まあ、カレードリアです。
美味しかったです。
カレーも良かったですが、ピクルスも気に入りました。
気分が良くなったので、コンビニでビールを買いました。
コンビニ、探さなくてもみつかるようになったんですねー。
奈良での時間が30年前で止まってるもので、そんな感覚になってしまうのです。
ビール片手に猿沢池へ。
いい気分です。
興福寺の辺りから『薪能』の声が聴こえてきました。
奈良の暗闇と相まっていい雰囲気です。
30年前どころかもっとずっと前の大昔まで戻った気分です。
ただ酔って猿沢池に行くのはお勧めしません。
猿沢池には柵がないのです。
千鳥足で行くとはまります。
気をつけましょう。
そういえば昔、10年以上前に妻と行った店、まだあるか気になりました。
行くことにしました。
ありました!!!!! 閉まってたけど。
今度行ってみようと思います。
一路、ウチに帰ります。
それでも帰りにタヌキを撮ったり、
タヌキとフクロウとカエルを撮ったりしました。
これは仕方のないことです。
駅に着くと近鉄電車ならではの不思議な時間帯でした。
急行待ってても準急が続けさまに来るのです。
ようやく急行が来ると表示が出ても、先に来る準急の方が早いというのです。
なんだか腑に落ちない時間なのです。
久しぶりの近鉄電車なので、ちょっとゆっくりもいいです。
石切(私的に最も言いにくい名前の駅です。全部イ段って)を超えたところで、右側に夜景が広がります。
これは私が学生の時から全然変わりません。
何度も見た風景なのですが、ジーッと見続けてしまいました。
もっと見たいなーと思った頃に見えなくなっちゃうところも変わりません。
奈良に行くと今と過去を歩いてる気になります。
そんな場所は奈良と尼崎だけです。
そんな場所があって良かったとつくづく思います。
これで終わります。
お付き合いありがとうございました!!!!!
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