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新日本プロレス『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』

すこんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<梅雨って夏の後でしたっけ?>ミツルギです。
今年も行くことができました。
新日本プロレスの年に1回の大阪城ホール大会、
『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』
です。
今年は
BEST OF THE SUPER Jr.31決勝戦
がメインイベントなのです。
これは凄い英断であり、そして、これを待っておりました。

ポスター

エル・デスペラードと石森太二がポスターになってます。

ポスター

その他のタイトルマッチです。
これで全部ではありません。
6人タッグが入ってないのです。

会場

今日はこんな感じのところから観戦します。

オープニング映像

映像が始まりました。

オープニング映像

マッチメイクの発表映像を経ていよいよ始まります。

1・<L・I・J>内藤哲也 VS <UNITED EMPIRE>カラム・ニューマン

カラム・ニューマン
内藤哲也

第1試合から内藤が出てくる贅沢です。
まあ、カラムのチャレンジマッチですよねー。
でも、
連続して丸め込まれたとき

1発目のディステーノを返されたとき
の2回
「あれ?」
という空気感を内藤が出したのです。
それがこの試合の収穫でしょうねー。
たぶんディステーノ出さなくても勝てたでしょうが、カラムへのご褒美とオープニングを盛り上げたかったのでしょうねー。

〇内藤哲也 
8分08秒 デスティーノ→片エビ固め 
カラム・ニューマン×

この試合の途中、スマホを無くしてオタオタしていたので写真撮れてません。

2・<TMDK>ザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルス&藤田昇生
VS
L.J.クリアリ―(G.L.G)&ドリラ・モロニー(BULLET CLUB WAR DOGS)&クラーク・コナーズ(BULLET CLUB WAR DOGS)

ザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルス&藤田昇生
VS L.J.クリアリ―&ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ
ザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルス&藤田昇生
ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ

ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズはIWGPJrタッグチャンピオンなのです。
一緒に組んでるL.J.クリアリ―は普段NOAHを主戦場にしている選手です。
本来、WAR DOGSのゲイブ・キッドが出るはずなんでしょうが、この日はNOAHの興行に出るのです。
なので、クリアリ―とこの日だけトレードのような感じです。
ゲイブいないとあまり荒れた試合になりませんねー。
技と技の攻防が主体です。
クリアリ―も慣れない新日本プロレスで爪痕を残そうと気合入ってましたが、目を惹いたのはやっぱりザックです。
存在自体がデカくなりましたよねー。
最後はザックとクリアリ―の一騎打ちです。
スピードとテクニックで上回ろうとしたクリアリ―ですが、さらに荒々しさまであるザックがドスンと一発決めました。

〇ザック・セイバーJr. 
9分41秒 ザックドライバー→体固め 
L.J.クリアリ―×

勝ち誇るザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルス&藤田昇生

3・KOPW 2024争奪戦 ストームキャッチルール王者<Just 5 Guys>上村優也 
VS 挑戦者<UNITED EMPIRE>グレート-O-カーン

上村優也 VS グレート-O-カーン
グレート-O-カーン
上村優也

ここからタイトルマッチの連打です。上村はまだどう観ていいのかわかってません。Just 5 Guysで唯一出ているので、爪痕残してほしいです。o-カーンはいつもの金色のパンタロンではありません。この辺が今日の特別感を高めてくれます。
グランド中心の試合ルールです。
投げはあり、打撃は無し。
ロープエスケープ3回で負けです。

やっぱりアマレスで名を上げたo-カーンが上手いのです。
でも、なせか上村に追い込まれていきました。
上村、グランド強いのです。
ガッチリサブミッションで追い込んでいきます。
O-カーンは噛みつきなどでなんとか凌ぎ、そして決め技で逆転しました。
やっぱり新日本プロレスのレスラーはこんなガッチリした試合ができてほしいです。
普段隠しててもこんな刀を持っていてほしいです。
観れて良かったです。

×上村優也 
10分36秒 変型エリミネーター→エビ固め 
グレート-O-カーン〇 

勝ち誇るグレート-O-カーン

4・NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
王者組 棚橋弘至(本隊)&矢野通(CHAOS)&ボルチン・オレッグ(本隊)
VS
挑戦者<L・I・J>辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI

棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグ VS 辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI
BUSHI
高橋ヒロム&辻陽太

カラフルな色の塊がヒロムです。

棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグ

ヒロシとトオルなので不良スタイルです。
ベテランが若手のボルチンを引っ張り上げている感じです。
ボルチン、体とか技とかはもうかなりイケてるので、魅せる要素を得る修行なのでしょう。
・・・楽しそうですが。

棚橋弘至 

社長、グレちゃいました。

ボルチンが真っ直ぐに持ち上げるのが凄いです。
「よいしょ」
という感じゼロです。
「スッ」
という感じで上げちゃうのです。
たくさんプロレスを観てきましたが、新鮮な驚きがありました。
ボルチンは買いです。
辻との絡み面白かったです。
Jr選手2人いるL・I・Jは体格的には不利ですが、コンビネーションで切り抜けます。
ヒロムと矢野の絡みは脱力系の楽しいファイトになります。
最後はやや呆気なく、ハイフライフローをかわされて、ジーンブラスターを食らって社長が取られました。
なんかこの頃、棚橋の負けの多さが気になるなー。

×棚橋弘至 8分32秒 ジーンブラスター→片エビ固め  辻陽太〇

勝ち誇る辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI

ボルチン、納得いかないようです。
ヒロシとトオルが帰っても帰りません。

L・I・J式勝ち誇り方

もっと観たい試合後でした。
唐突に終わった感じがしました。

5・NJPW WORLD認定TV選手権試合
王者<UNITED EMPIRE>ジェフ・コブ      VS 挑戦者<CHAOS>石井智宏

ジェフ・コブ VS 石井智宏
石井智宏
ジェフ・コブ
睨み合う両者

この日、最初の観客が一つになってのコールは
「石井〜!石井〜!」
石井コールでした。
スターとかそんな華のある人ではないのだけど、応援せざるおえない何ががあります。
コブが嫌われてるわけではないのです。
みんな、強いことを知ってます。
それがあっての石井コールです。
ブレーンバスターの掛け合いだけで、盛り上がります。
ガンガンガンガン
そんな音が聞こえてくるような試合です。
何回頭から落とされたでしょう?
それでもスックリと立ち上がる二人。
効いてないわけがないのに、意地で立ち上がります。
石井はガンガンガンガンの果てに力尽きました。

勝ち誇るジェフ・コブ

負けた石井、
勝ったコブ、
共に大きな拍手が降り注ぎました。
ほんと泣きました。
凄い試合です。

6・IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権試合
  4WAYトルネードイリミネーションマッチ
IWGP王者組<G.o.D>ヒクレオ&エル・ファンタズモ
VS
STRONG王者組<BULLET CLUB>KENTA&チューズ・オーエンズ
VS
挑戦者<本隊・毘沙門>後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
VS
挑戦者<TMDK>マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト

ヒクレオ&エル・ファンタズモ
VS KENTA&チューズ・オーエンズ
VS 後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
VS マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト
マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
ヒクレオ&エル・ファンタズモ
KENTA&チューズ・オーエンズ

IWGP世界にはまだ足りない感じの人達がたくさん出てきます。
でも、正直、先程の試合で疲れ果てました。
そして、正直、そこまで応援したいレスラーもいないのです。
嫌いなレスラーもいませんが。

真っ先にチャンピオン達が退場しました。
まず、G.o.Dが相打ち。
相打ち以上に
「ファンタズモのキック、ヒクレオのアゴに届くんやー」
という驚きの方が強かったです。

続いてBULLET CLUB。
結構、こづるく引っ掻き回してたのですが(「づるく」ではなく、「こづるく」がピッタリです)、いつの間にか分断。
クレバーな感じしないのですが、
「ここだ!!!!!」
というタイミングにどっと攻め込む毘沙門がチューズを倒しました。
これで通常のタッグマッチです。
すぐに攻防が入れ替わるのですが、TMDKのコンビネーションがキレまくり、いつの間にか毘沙門を分断。
一気に決めました。

〇マイキー・ニコルズ 
16分24秒 スーパータンクバスター→片エビ固め 
YOSHI-HASHI×

勝ち誇るマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト

一番、コンビネーションの優れたタッグチームでした。

7・NEVER無差別級選手権試合
王者<L・I・J>鷹木信悟             VS 挑戦者<UNITED EMPIRE>HENARE

鷹木信悟 VS HENARE
HENARE
鷹木信悟
鷹木信悟

これもやる前から凄い試合になることわかってました。
が、やたら疲れてたので、ほんともったいない感じでした。
もっと盛り上がっていい試合です。
HENAREが勝ちそうなところ充分ありました。
会場ももう一押ししたかったと思います。
が、HENAREをどうコールしていいのかわかりませんでした。
「へッ、ナーレ〜 へッ、ナーレ〜」
ですかねー?
こういう小さなことが結構大事だったりします。
鷹木がペース掴みかけても上手く出鼻をくじくのです。
大概、HENAREのペースに観えました。
なので、このドローは意外な気がするのですよねー。
あそこまで行けたHENAREなら奮い立たせて立てたんじゃないかと思いました。

△鷹木信悟 14分35秒 両者ノックアウト HENARE△

肩を借りて帰る鷹木

会場が疲れ切ったところじゃなくて、もっと元気なところでやるべき試合でした。って

8・IWGP世界ヘビー級選手権試合 ランバージャックデスマッチ
王者<AEW>ジョン・モクスリー        VS 挑戦者<HOUSE OF TORTURE>EVIL

ジョン・モクスリー VS EVIL
EVIL

ランバージャックデスマッチ・・・セコンドがリング下に落ちた選手を押し上げるのです。
リング上で完全決着をつけるためのルールです。
が、それは上辺だけでほんとはリングに落ちたレスラーを寄ってたかって殴る蹴るするというものです。

EVIL側はHOUSE OF TORTUREの面々。
高橋裕二郎、ディック東郷、金丸義信、SHO、成田蓮です。

いきなり木谷会長に黒スプレー噴射。
真っ黒に染め上げました。
・・・意外と会場からは
「よくやった!!!!!」
的なムードで受け止められてましたが。

ジョン・モクスリー
ジョン・モクスリー

また、ゲートと違うところから出るのです。

ジョン・モクスリー

モクスリーのセコンドは海野翔太と
第三世代の面々です。
永田裕志、天山広吉、タイガーマスク、真壁刀義です(真壁の第三世代というのも私はしっくり来なかったりしますが)。

やっぱり荒れました。
あり得ないのですが、場外乱闘が起こります。
が、ケンカはモクスリーが1枚上手のような感じです。
テーブル使うにしても、有刺鉄線バットを使うにしても。
しかし、こういうときにプロレスセンスが光るのがEVILです。
永田のナガタロックや天山のアナコンダバイスを注ぎ込んでくるのです。
セコンドを上手くヒートさせるのです。
あまり普段の試合ではこういう嫌味なところを充分満喫できないので、今回、堪能しました。
EVILはじっくりした時間の必要なレスラーかもそれません。
まあ、HOUSE OF TORTUREの選手みなそんな感じですが・・・。だから、もったいないなーと思うのです。
モクスリーのタフさ、破天荒さを引き出したのはEVILです。
モクスリーがこんなに活きてる試合、日本ではなかなかなくないですか?
掟破りのデスライダーやEVILがあったりとプロレス頭合戦でした。
第三世代にも見せ場を作る配慮もあって、居たせりつくせりです。
そして、ろくでもない技でトドメを刺しました。
もっとEVILの乱入だけじゃないヒールファイトが観たいなー。

で、モクスリー、なんとコールするのが正しいの???

〇ジョン・モクスリー 25分01秒 有刺鉄線バット上へのデスライダー→片エビ固め EVIL×

勝ち誇るジョン・モクスリー
勝ち誇るジョン・モクスリーとセコンド陣

この後、モクスリーが誰かを待ってます。
たぶん、挑戦者でしょうねー。
そこでやってきたのが、

内藤哲也とジョン・モクスリー

内藤哲也です。

内藤哲也とジョン・モクスリー

「誰も来ないから来てやったよ」

と言った気がします(定かではありません。ごめんなさい)。
AEWとの対抗戦でやるそうです。
日本でやれへんのかー・・・

ここで15分の休憩が入りました。
場外フェンスを取り除くためです。
が、これちょうどいいです。
ビッグマッチ、休憩なしでやることが多いです。
でも、疲れちゃって盛り上がりが落ちてくるのです。
この休憩のおかげで復活できたところあります。
できれば2回ほど休憩が入ればいいと思います。

9・BEST OF THE SUPER Jr.31決勝戦
エル・デスペラード VS <BULLET CLUB>石森太二

エル・デスペラード VS 石森太二
石森太二
石森太二
エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラードと石森太二

とうとうメインです。
BEST OF THE SUPER Jr.31決勝戦が大阪大会のメインに帰ってきました。
大阪府立体育会館第一競技場の頃、結構ありました。
いつの間にか後楽園ホールとかで決勝戦やったりしてましたねー。
大阪へ帰ってきて、さらに大阪城ホールという大箱です。
上半期の集大成のメインを任されたのです。

今のJrのトップスリー
高橋ヒロム
エル・デスペラード
石森太二
のうちの2人が出るのです。
勝負かけてますねー。
ただ今回、リーグ戦にHAYATAが出てるので、決勝行くと思ってました。
昔やったら絶対決勝行ってたやろなー。

この2人、どちらが勝っても初優勝です。
どちらも勝ってほしいところです。
会場はほぼデスペ推しでした。
石森の腕攻め
デスペの足攻め
じっくりと攻めていくのです。
あえてレスリングをしっかり魅せたくなったのでしょう。
意外に、・・・意外でもないですかね?
2人共、サブミッションの極め技があるのです。
ボーンロック、マフラーホールド
飛び技やラフも使いますが、基本、じっくり型のレスラーなのです。
体も技も心の部分の強さ比べでもありましたが、それ以上に「頭」比べであったように思います。
そういう「理詰めのゲーム」を堪能しました。
セミファイナルが
「どう魅せるか?」
の試合だと思いましたが、これはもっと勝ちにこだわった感じかな〜。
セミが勝ちにこだわってないとか、
メインが魅せてないとかじゃありません。
この2人はこの2人でしかできないこだわりをぶつけて来たのです。
この2人の間には誰も入れない雰囲気があります。
2人の紡ぐストーリーに夢中になりました。
垂直落下式タイガードライバーからの2度目のピンチェ・ロコでデスペラードが取りました。

〇エル・デスペラード 
23分36秒 垂直落下式リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコ→体固め  
石森太二×

終わった瞬間

消耗戦でした。

勝ち誇るエル・デスペラード

まだ、石森はのびてます。

勝ち誇るエル・デスペラード

石森は肩を借りて退場してました。

SHO

現Jr王者SHOが出てきました。
ベルトとトロフィーを賭けた試合が決まりました。
それも金網だそうです。
これで誰にも邪魔されずに済みます。
・・・かな?

エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラード
エル・デスペラード

この瞬間を彼は何年待ったのでしょう。
いい試合でした。

試合後

試合が終わりました。
4時間の興行でした。
満腹です。
でも、ここまで満腹じゃなくてもいいです。
タイトルマッチ、ほんと2、3試合でいいかなーって思います。

G1 CLIMAXのポスター

夏の興行のポスターがありました。
この瞬間からこの興行が始まります。

大阪城ホール

UFOのような大阪城ホール。
この空間を使える唯一のプロレス団体新日本プロレス。
その新日本プロレスの年1回の『DOMINION』。
今年も観ることができました。
来年はどんなドラマが観れるかなー?

追伸・・・
試合結果は、新日本プロレスホームページから引用させていただきました。

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