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サドル調整の難しさ

こんにちは。
ほぼ週6稼働とサイクリングの両立をしているライターまじめさんです。(笑)

もう一人くらい、自転車の話で盛り上がれる友達が欲しいなあと感じる今日この頃。
今回は素人の私にとってはなかなか難しい問題である、自転車の「サドル調整」についてゆるくお話をさせてください。

今回の主役「selle ITALIA Flite1990」

ハンドル周りとサドルをイメージチェンジ

今シーズンは本当に自転車にハマっており、同居の彼にも笑われるほど。
私自身はというと、身も心も健康的になっていると実感できる最高の趣味だと思っています。(笑)

余談はさておき
これまでハンドル周りを車体の赤色に合わせてピンクにしていましたが、ツルツルのシリコングリップは汗で滑るから変えたいし、ついでにもう少し他のパーツにも手を加えてイメージチェンジしたい。

そんな風に考えていたところ見つけたのが、selleITALIA(セライタリア)というメーカーのサドルです。
TREK自体がスポーティーな見た目なのですが、クラシックな雰囲気ながらもバッチリ似合っていると思います。

私が今回交換したのは、自転車好きの間ではよく知られているであろうサイクルショップ「BLUE LUG」さんの別注品で、パンチングレザーになっています。

このFlite(フライト)というモデルはどうやら、自転車ライトユーザーから本格志向の方まで、昔から超定番のサドルらしいのだとか。

Amazonのレビューによると、
このサドルでセッティングができなければ、長距離をロードバイクで乗ることはできないと言っても過言ではない」とまで評価されており、その他にもたくさんの高評価が見られました。

なるほど…見た目だけでなく乗り心地も良いというわけですね。(もちろん相性はありますし、私の自転車はクロスバイクですが…)

ならば何が何でもビッタリに調整して、このかっこいいサドルを使い倒そうじゃないか…!

旧サドルとのギャップ

以前の愛車スタイル

これまで使っていたサドルは、TREKより前に乗っていたARAYAのマディフォックスに付いていたサドルです。

確か3,000円前後で購入できる安価な商品ですが、これがまた私のお尻にピッタリすぎるくらいピッタリだったんですね。(笑)

調べてみると商品を見つけました。
セラロイヤルというメーカーが作られている「R.e.med」です。サイクルショップの実店舗でも見かけたことがあります。

お尻の部分が少し広めで、中央部分は細長く空洞になっていますね。
安いからと言って侮れないと実感するサドルでした。

見た目は良くも悪くも「普通にスポーティー」な感じだと思いますので、クロスバイクのTREKに付けても違和感は全くありません。
ポイントカラーのレパートリーが色々あるので、スポーツバイクにはおすすめです。

サドル調整で苦戦する彼の前例を見ていたので、実は「ARAYA」とデカデカとロゴの入ったシートポストごと付け替えて使っていました。(笑)

長距離も楽々走れるサドルではあったのですが、雰囲気を変えたいということの他に、「股のあたりの不快感をもっと軽減できないだろうか」と考え始め、道に迷い込んだ結果なぜか全く異なるタイプのFliteに辿り着いてしまったんですよね。

調べれば調べるほど、スポーティーな見た目のTREKに唯一似合う、クラシックなサドルだなと感じて購入しました。(笑)

形がまったく違うので、調整方法を調べつつ手探り状態でサドルを設置したところ…
はじめは股が痛すぎてきちんと座れず、高さも恐らくおかしかったので腕に全体重がかかってしまうレベルのセッティングに…。(笑)

あんなに楽しかったサイクリングが、ただの修行に思えたほどでした。

何度か試し乗りをしたり、彼に乗ってもらったりしながら(あまりにも調整ができていなかったので)微調整を繰り返して、そこそこ乗れるレベルにはなってきています。

しかしまだ終着点には辿り着けていません。
仕事終わりに小1時間くらい走りつつ微調整を繰り返していますが、最近は猛暑とも言えるくらいの気温と日差しなので、結構骨の折れる作業です。(笑)

ベストポジションは人によって全く違う

サドルの位置調整は、快適にそして速く走り続けるための最重要項目とも言えます。

お尻や股が痛いと「サドルが合わないんだ」と安易に判断しがちですが、多くの原因は座り方やハンドルまでの距離、サドル自体のポジションに関係しているそうです。

しかしサドルのベストポジションは車体や股下の長さ、骨盤の傾き、乗っているときの姿勢、乗り方の癖など様々な要素から、数ミリ単位の調整で決まるので、本当に人によって違うんですね〜。

そのため、基本や理想とされるサドルの位置はあるものの、それでも痛みや違和感がある場合はお金を出してプロにフィッティングしてもらうか、やはり自分で納得いくまで地道に微調整していくしかないのかなと思います。

サドルの調整をして気がついたこと

現在進行系でサドルの調整を繰り返していますが、私は何としてもこのサドルに安心して座れるようになりたいのです。(笑)

もはや憧れみたいな感じですよね。

そして、今回自分で初めてサドルを調整してみて気がついたことが2つあります。

①TREK(赤)に似合うオシャレパーツが少ない

今更かもしれませんが気がついてしまいました。
「あれ…もしかして意外と(見た目的な)パーツの選択肢が狭い…?」

TREKの乗り心地を十分に味わいつつ、「そろそろ見た目も変えたいな~」と思い始めた頃。
あらゆるパーツを調べていましたが、自分好みで尚且つTERKに似あうものを探すのがなかなか難しいと感じました。

私のTREKは真っ赤というよりは深めの赤色で、フレームも太めなスポーティーなデザインをしています。
なので、同じ車体で個性的なカスタムしている人もあまりいない印象です。

見た目で遊ぶなら、やっぱり細身のフレーム(いわゆるクロモリ)の方がパーツを選びやすいんだな~と実感しています(゜-゜)

今回の件を機に、自分の好みや理想のカスタマイズというものが少しだけ分かってきたような気がしました。

ではなぜTREKに乗っているのかというと、「乗り心地を知ってしまったから」です。(笑)
この自転車に出会っていなければ、自転車の魅力に気がつくこともなく自転車にハマることは無かったと断言できます。

②サドルは数ミリの調整で全く乗り心地が変わる

これは初めて自分でサドルを調整して本当に実感しました。
「当たり前でしょう!」と思われる方もいるかもしれませんが、数ミリの前後調整、高さ調整、1度の角度調整で、乗り心地が本当に変わります。

出典:BLUELUG

とくに座面が微妙にウェーブしているようなものだと顕著かもしれません。
Flite1990のサドルは、後方から中央にかけて緩やかな傾斜があり、先端にかけて盛り上がっているような形をしています。

Fliteならではとも言えるとても美しい形状ですが、人によって角度調整はかなりシビアに行う必要がありそうです。

ただしあくまでも他人の評価ですが、位置さえ合えば乗り心地は最高らしいので…
執念で合わせにいきたいと意気込む次第です。(笑)

美しい曲線を描くサドル

私は今のところ、標準的なサドル位置よりもかなり前に出して設置しています。

そして、現在ハンドルとして取り付けている「コーナーバー」によって、私の感覚では前傾姿勢気味で乗っている感じがするため、股の圧迫感を軽減するために前下がり気味に取り付けています。

最近ではサドル高も少しだけ下げてみたところ、調子が良いと感じます。
前回のサドルよりも厚みがあるので、当然サドルのベストな高さも変わるのです。

まだまだ自転車の旅は続く

この時からさらに調整を繰り返しています

サイクリングとカスタム、2つの意味を込めたTREKとの「自転車の旅」はまだまだ続きそうです。

自分でパーツ交換をする度に、力と根気のいる作業だなと痛感します。
ペダル交換も初めて行いましたが、かなりガッチリとネジが締まっており、貧弱な工具がハマって取れなくなってしまったり、手のひらが痛くなったりとトラブル頻発でした。(ペダルレンチを使ったらあっさり取れました。)

でも思い通りの車体になったとか、雰囲気が変わったとか、愛着を持っている自転車が姿を変えると不思議とまた乗りたくなり、弄ってみたくなるものなんですよね~(^_^)

サドルはもう少しでベストポジションになりそうなので、引き続き頑張ります。(笑)

長々と語っていますが、私はレースに出るわけでもなく速さを追求しているわけでもありません。(ある程度軽快には乗りたいですが)
ただただ好きで、調べて弄っているだけです。(笑)

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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