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幸せを感じる達人になりたい

いつも犬とすれ違うときは、かわいくてついつい見てしまう。

今日も歩いていて、前からシュナウザーとその飼い主さんが歩いてきた。

元気にチャカチャカ歩くシュナウザー。とてもかわいい。

ふっと目線を上げて、すれちがいざまに飼い主さんを見た時、サングラスをかけたおしゃれな飼い主さんは、空を見上げながらすごく笑顔だった。

「今日は清々しくていい天気!気持ちいい!」と、顔に書いてあるみたいな笑顔だった。

その一瞬のすれ違いに、ちょっとはっとした。

飼い主さんはただ歩いているだけなのに笑顔で、幸せそうな感じがこぼれ出ていた。

誰かと話しているときならまだしも、ただ愛犬と散歩しているだけのときに、あんなに笑顔になれるなんて、最高だ。

飼い主さんは、誰かのためだったり、他人に見せるために幸せそうに振る舞っているわけではなくて、自然と幸せが表情に出ていた。

素敵だなと思う。
私は感情が表に出にくい方だけど、できるならそのくらい心から幸せでいたい(歩きながら笑顔でいるかは別として……)。

その方が、不幸も寄ってこない気がする。

小学生の時の、今は亡き恩師からいただいた手紙の言葉をふと思い出した。

幸せは、いつも自分の心が決める

「こうなったら幸せになれるのに」と思うのではなくて、いつも幸せを感じられる心でいられたら最強だ。

今、将来の不安を抱えているけれど、それを紐解いてみると、要は「お金がなくなって生活に困るようになって不幸になったら嫌だ」ということだと思う。

「どんなにお金がなくても生活に困っても、心の持ちよう次第で幸せになれる!」とは言わない。
さすがに最低限の人間的な生活が維持できていなければ、不幸を感じると思う。

でも、今の私がそれくらい最悪の状態になる可能性ってどれくらいあるんだろうか。

子どもはおらず、両親は現在。
大きな病気やケガをしたり、超ハイリスクな投資や起業をしない限り、そこまでいくことは少ないんじゃないだろうか(他にもいろんなリスクはありますが)。

どんな状況になっても、人間的な生活ができていれば、幸せを感じられる。

それくらいになれたら、最強な気がする。

私も、幸せが思わずこぼれてしまうくらい、幸せを感じる達人になりたい。

今日のヘッダーは、無印良品のスコーン3種半分こ。
コーヒーがよく合う。

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