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…あぁもう分かったよ、私の負けだよ。

ついに…。この日が来てしまいました。

私が恐れていた、この日が。

夫がコロナ陽性…orz

夫の職場の同僚が、コロナ陽性となり、濃厚接触者入りしていた話は、以前少し記事に書きました。▼

濃厚接触者にリスティングしてすぐ受けた検査の結果では、2人とも陰性で、心から安堵したのです。

それから一週間。

もう一度、抗体検査を受けました。念のため、私も。

抗体検査を行って5分ぐらいしてから、検査を提供してくれた薬局から、夫のケータイに連絡が入りました。

「〇〇(夫の名前)さん、あなたの検査結果は陽性でした。」

受容までのディスタンス

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▲陽性結果を得るまでのタイムライン

若干潔癖で、必要以上に感染対策をしていた私に、最初は冷ややかな視線を送っていた夫。しかし渡仏後、周りの人達の危機感のなさに恐怖を覚え(ごめんなさい、みんながみんな危機感がないわけではないと思うんですが…。)、私と同じほど、とは言いませんが、感染対策はちゃんとしていました。

なのに、陽性…?うそでしょ?

最初は、信じられませんでした。悲しみを受け入れる段階、【☚ステップ1:否定】。

「だって、ホラ、抗体検査で偽陽性が出たって話も聞くし、きっと今回もそうかもしれないよ?」

私がそう言うと夫は、ちょっといらだった様子で「いや、それはないと思う。陽性は陽性なんだよ」【☚ステップ2:怒り】。

私は何も言わず、ひたすら抗体検査の偽陽性の可能性をネットで探っていました。「検査してくれた人、忙しそうだったよな。誰かの結果と間違えているのかも。私の夫に限って、陽性なんて100%ありえない。今回の結果は、絶対に何かの間違いだ。そうでしょ神様?私、来年からもっとちゃんとした人間になるから、どうかお願い…この検査結果は誤りだったと言って…!【☚ステップ3:取引】。

検査を終え、家に着くころには2人とも少し落ち着き、まずは家族に報告を入れることに。

家族に知らせた後、来週に迫ったクリスマスの予定が確実に狂ってしまうことを悟ると、「僕のせいで、本当にごめん…」と私に謝ってきました【☚ステップ4:抑うつ】。

そして、PCR検査の予約をしたり、会社に連絡を入れたりと、やらなければいけないことをテキパキとこなし始めました【☚ステップ5:受容】。

しっかり感染対策をしていた夫なので、上司に報告した時は大変驚かれたようです。でも、本人が一番びっくりしていたんだと思います。夫は、事実を受け入れたとは言え、陽性の結果に非常にがっかりしていて、心が痛かったです。

コロナまでのディスタンス~夫の場合~

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夫は、コロナ陽性という事実を潔く受け入れたようですが、私にはまだ信じられませんでした。

私がここまで事実を受け入れられなかった理由は、夫の症状が本当に軽く、いつもと変わらなかったからです。まさかコロナにかかっているなんて、1ミリも疑わなかったのです。

確か、先週の金曜日(10日)夫は、「風邪ひいたかも」と言っており、よくくしゃみをして、鼻をかんでいました。

でも、鼻炎持ちなんで、いっつもそうなんです。だから、全然気にしてませんでした。

土曜日(11日)、更に症状が悪くなります。匂いが分からなくなりました。でも、これも鼻炎の時いつもそうなので、気にしていませんでした。味覚はあったようです。

日曜日(12日)以降は大分回復して、月曜は普通にリモートワークをしていました。

濃厚接触者になってから、ちゃんと毎日熱も測っていて、平熱でした(高くても、36.7℃がマックス)。

コロナ陽性ですよ、と言われて初めて、「あー、もしかしてあの時の症状が、そうだったの?」と気づかされました。

彼の同僚は、ベッドに寝たきりだったようなので、症状は本当に人それぞれのようです。

コロナまでのディスタンス~私の場合~


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私の2回目の検査結果も、陰性。

でも、感染者と一緒の家にいて、一緒に寝たり、お恥ずかしい話、排卵日だったからそういう行為もしてたのに👶🏻❤️、私だけ陰性ってあり得るのか…?

なんかもう、この陰性さえも嘘もように思えました。

何も信じられないッ…!

関係あるのかは、よくわかりませんが、彼の体調が回復しだした月曜(13日)の夜。私は、目に違和感を覚えました。

鏡を何度も見ましたが、巨大な毛玉みたいなのが入っていて(笑)、少し目が充血していました。ごみを取り除き、バイシンを使いましたが充血は引かず。でも、「ごみが入っていただけだし、一晩寝たら大丈夫か」と簡単に考えていました。

翌日の火曜日(14日)、目がもっと充血していて、少し腫れていました。

「久々のメバチコーー!orz」

そう言えば、週末に久しぶりカラコンをつけたから、目を傷つけちゃったのかなぁ…。でも、病院を見つけるには時間も、お金もかかるので、応急処置として薬局で薬を買いました。

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▲薬局のお薬たち

しかし、時間が経つにつれ、もっともっと目が赤くなっていきました。体中の血が、目に集まってきている感じ!

あんなに赤くなったのは、自分史上初です。ウサギ🐰みたい、とかかわいいもんじゃなくて、ホラーです、ホラー。

自分の症状をググりまくったら、どうやらこれは単なるメバチコじゃなくてもっとヤバそう、ということが分かりました。

一番濃厚なのは、「結膜炎」。充血の仕方が同じでした。

一日目は薬局の薬で様子を見ましたが、良くなる気配はなく、次の日、どこか病院を探すことに。

結膜炎であれば、夫にうつしてしまう可能性もあるので、私は家の中で手袋をしていました。

そして水曜日(15日)。

夫のかかりつけのお医者さんに無理やり予約を取り、診てもらえることになりました。

お医者さんに行く前に、まず抗体検査を行うことに。そのあと何が起こったのかは、既にお話しした通りです。

結膜炎とコロナを調べてみると、中国の調査結果で、コロナ感染者の3%が結膜炎の症状があった、という記事を見つけました。

しかし、お医者さん曰く、鼻から何かの菌が入り、目に流れたのだろう。そして週末に使ったコンタクトレンズで目に傷が入り、そこに菌が入ってしまったんだろう、とのことでした(たぶんねーって言ってました(笑))。

結膜炎ではないため、人にうつす可能性もないよ、と言ってくださって、安心しました。

人間の体って本当に不思議。

※ ここからは、全部私の推測ですので、ご理解ください。 ※

コロナに対しても、いろんな症状があるし、夫は幸いとても軽い症状で済みました。反対に、発端の夫の同僚は、かなり苦しんだようです。2人とも、ワクチンを打っているのに、症状にこんなに差があるなんて、不思議です。

私は、今のところコロナに制圧されてはないけれど、これからはわかりません。でも、とりあえず、体が一生懸命コロナと戦ってたから、目が充血していたのか?とかいろいろ考えてしまいました。

そして、日本人に効力はなく、フランス人(西洋人?)には効果てきめんなコロナの型とかもあるのかもしれません。

※ 私の推測はここまでです。 ※

アフターコロナの我が家

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さて、これからが大変。

せめて私も陽性にならないように、夫とは部屋を分け、トイレやお風呂は、使うたびに除菌スプレーをまき散らし、除菌ティッシュでふき取ることに。

家の中でもマスクと手袋をつけ、話は最小限に控えることにしました。

ベッドも、夫は書斎(とは言え、めちゃ小さい)のソファベッドで、私は夫婦のベッドで眠ることに。もちろん、シーツや枕カバー等全部変えて。

夫が陽性になってから、体の節々が痛むような、のどが痛いような気がしますが、熱もないし、味覚もバッチリあって、ご飯もモリモリ食べています。病は気からって、ほんとだなぁと思います。

また今週末にもう一度、検査を受ける予定ですが、今から緊張しています。

私が言うことじゃないかもしれませんが。。。

どうぞ皆様も、引き続きご注意ください。




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