お姉ちゃん~PartⅡ~
その男、危険につき
以前、私には3つ違いの姉がいるとお話しました。
私の姉は美人な上に、
賢いし、家族思いだし、
本当に優しい。
家族や友人だけでなく、
よく知らない人にも
彼女は愛の手を差し伸べるのです。
私はそんな姉が大好きなのですが
悲しかな、彼女が好きになる人を
好きになれないのです。
最近付き合っている彼に関しては
話を聞いている限り
存在自体がなんか怪しい。
そんな人います?!💦
彼の話を聞けば聞くほど
私の頭の中では「☢キケン☢」の警鐘が
鳴り響きます。
⚠️🚨ウーウーウー⚠️🚨
恋愛アドバイスのすゝめ
私も人の事は言えません。
黒歴史と呼べるくらい
くっだらない恋愛を繰り広げてきました。
だから誤解しないでいただきたいのが、
「私は既婚者だし」とマウントをとっているわけでも
おせっかいで彼女にアドバイスをしているのでは
ありません。
姉に幸せになってほしくて
1人でずーんってなってしまう日や
時間を少しでも減らしてほしくて
私なりにできるだけポジティブなアドバイスを
している(つもりな)のです。
自分の考えを押し付けたくないし
私がアドバイスをすることによって
姉をこれ以上悲しい気持ちにもしたくない。
うーむ。
人の恋愛に口出すのって本当に難しい。
なるだけニュートラルにアドバイスをしたいと
いっつも思っているんですけど、
でもさっき話した「存在自体が怪しい、
短気で子供っぽい彼」に関して手に入る情報
(=姉から聞く彼の話)を全て集めたところ、
「控えめに言っても結果クズなんじゃないか」
っていう結論に至った時。
どういうアドバイスをすれば良いのか
さっぱりわかりません。
でもアドバイスなんて聞いちゃいない
最近姉が「(存在自体が怪しい、短気で子供っぽい、
酒癖が悪い)彼から連絡がない」と悩んでいたので
「しばらく連絡を取らず様子を見てみたら?」と
アドバイスしました。
本当は
「いや、今すぐ走って逃げな」と
言いたかったんですが。
結局どう始まったのかわかりませんが
いつの間にかまた連絡を取りだしたようです。
こういうことは初めてではありません。
私がどれだけ全力で恋愛アドバイスをしても、
姉は違う方向に進むのです。
だからその「存在自体が怪しい、
短気で子供っぽい、酒癖が悪い幽霊みたいな男」と
また連絡を取りだした時
「やっぱりな」と思いつつ、
少し悲しくなりました。
でも、よくよく考えれば私も同じようなことを
親友にしていました。
独身時代、親身になって相談にのってくれた
親友の恋愛アドバイスちっとも聞かなかったもんな笑。
「●●(親友の名前)は私が彼を知っているようには
彼を知らないから」
頭でそんな風に思いながら、
相談するだけしといて
結局自分の直感を信じて
恋愛していました。
そして恋愛が終わっては
「●●(親友の名前)が言った通りだったわ」と
親友に泣きついていました。
結局誰かを好きになっちゃったら
理性的になるのは難しいのでしょう。
🤷🏼♀️🤷🏼♀️🤷🏼♀️🤷🏼♀️
あなたの幸せを祈る
姉の幸せを祈る立場としては、
たまに「どーせ私の話なんて
聞かんのでしょう」とうんざりしても
彼女にとって最善であろうアドバイスをすることぐらいしか
できません。
もし姉が彼女の直感通りに
「私だったら進まないであろう道」に進んでみて
うまく行ったら万々歳ですし、
最悪ダメでも
仕方がない。
彼女が選んだ道だから。
私はずっと彼女のそばにいて
彼女の心が折れそうなときは支えて
粉々に心が折れた日には
その欠片を一緒に拾い集めることしか
できません。
でも、いま彼女が付き合っている
「存在自体が怪しい、
短気で子供っぽい、酒癖が悪い幽霊みたいな、
彼を知る人なら誰でも『あいつは止めときな』と
言われてしまう男」に関しては
さすがの私も見過ごせなくて
「彼のどこがいいの?」と聞いてしまいました。
「彼は私に優しいの」と彼女。
私:(前の彼のこともそう言っとったやんけ)
存在自体が怪しい、
短気で子供っぽい、酒癖が悪い幽霊みたいな、
彼を知る人なら誰でも『あいつは止めときな』と
言われてしまう、
姉の優しさを素直に受け入れられない男については
私もまだまだ研究が必要です。
彼は本当に優しいのかもしれない。
0.00000000001パーくらいの確率で
姉を本当に幸せにしてくれる人なのかもしれない。
ああ私の直感が間違っていますように。
彼女に幸あれ。
そう祈る日々です。
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